よろしくー
あ、来ましたね
陽子いますよ
1951年夏
ペンキ工場で
稼いだ高い金を
手にビールと枝豆を頼む
成田博二十歳。
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ガス燈
空の大怪獣ラドン
七人の侍
二十四の瞳
最近見た映画を振り返る
うーんどうしよう
人の行先を照らすような
しんみりとしたバー
あ、バー灯火
1956年の夕方、山手線沿
ーーー
夕陽のガンマンの
レコードを鳴らし、
バーの準備をする
オールド、オールド、あ、ない
陽子の身体が産めないと知った
少しブルーな金曜日
ーーー
峰晴がビールを注ぐ
赤木が少し息をついて
由樹先輩がいたらな
といった
まぁ、あいつも
今生きてたらなと思うよ
おい、和歌子ちょっと待ってろ
養子の和歌子に
博がシチューをってくる
まずい
うん、これじゃない
違うよ
久も同じ口調で
否定する
写真のなかの陽子も笑ってた
彼女のお葬式 2001年
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久しぶりに舞子と
喧嘩しちゃった
彼女が唐揚げに合うのは
ビールと言ったのに対して
わたしは缶チューハイ
オーナーもいないのに、
どうしよう
ねぇ、ん?
舞子だった
さっきの話
まだ続けない?
なんと私の好きな
氷結と彼女はクリアドライ
よし、やってやろうじゃないの
と言って一緒に見た水曜どうでしょう
2008
ーーー
オーナー、ハワイに行くって言ってたのに
マカダミアナッツ
店を空けてそのまま帰ってこないなんて
2015年木崎は店の準備をして
由樹と彼に線香を上げた
ーーー
赤井が雨の日に
やってくる
元気?
うん、大丈夫
一緒に白州のハイボールを飲んだ
2026年今現在
バー灯火の明かりがつく
ーーー
この世界の住人たちの完結編です
因みに由樹は一文字由樹、です