「今日は死ぬには良い日だ。」
「WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」
元日本ライトフライ級チャンピオン
元WBC・WBA世界ミニマム級統一チャンピオン
元WBA世界ライトフライ級チャンピオン
元WBA世界フライ級チャンピオン
元WBO世界スーパーフライ級チャンピオン
現世界四階級制覇チャンピオン
WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
井岡一翔(35=志成)
戦績:34戦31勝16KO2敗1分け
vs
元アルゼンチンスーパーフライ級チャンピオン
元WBC世界スーパーフライ級シルバーチャンピオン
IBF世界スーパーフライ級チャンピオン
フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)
戦績:16戦16勝9KO無敗
前置きは先月更新したのでいきなり結果は、
3-0(116-112,117-111,120-108)の判定で、
IBF王者マルティネス選手がWBA・IBF王座統一
いやぁ~マルティネス選手強かった
ただ、その一言に尽きる。
井岡選手も大健闘だったが手数が少なく、
いつにも増して被弾が多かった事が敗因かな。
それでまず試合前に控室の様子が映ったが、
IBF王者のマルティネス選手デカイ(笑)
お腹周りの肉が気になったくらい(笑)
対する井岡選手もお腹が出ていた事はさておき、
入場時の表情が硬く今まで見た事ない表情だった。
「最後になるかもしれない。」
そんな決意が見られる背水の陣で挑む
試合はゴングと同時にいきなり強打を、
振り回してくるマルティネス選手に対し、
井岡選手は打たれながらも冷静に対処し、
左ボディを打ち込み手が止まった相手に、
井岡選手は逆に狙いすぎたのか手が出ず、
最後まで攻め切ることが出来なかった印象…
井岡選手が打ち返せば、
マルティネス選手も打ち返す。
どちらかが完全に手が止まった時に、
サンドバッグを相手にしているかのように、
打ち込むシーンが最後まで続いた試合だった。
マルティネス選手は圧力、パワー、攻撃力、
ポジショニング、ヒット数、ポイントの取り方、
全てにおいて井岡選手を上回っていたほど、
巧いボクサーでチャンピオンなんだなと思った。
最初から最後までパンチ力が落ちず、
ボディが効いて疲れた様子も見受けられたが、
それ以上にジャッジへの見せ方が巧く、
井岡選手は最後まで翻弄され仕留められなかった。
クリーンヒット級のパンチは貰わなかったけど、
それでもあれほどパンチを貰う井岡選手を、
見たのは15年間で初めてだったようにも思える。
井岡選手のボクシングが、
マルティネス選手に完全に封印されてしまった。
マルティネス選手のボクシングテクニックと、
最後まで倒れなかった井岡選手の打たれ強さ、
現役世界王者同士の試合に相応しい激闘でした
しかし両選手共にタトゥーが入っているが、
井岡選手は日本のルールで隠さなければならず、
相手は隠さなくても良いというルールだが、
相手は隠さず自分は隠すってなんだかなぁ…(笑)
相手も前日計量の時点で見てるわけだから、
試合当日に隠してる姿を見て不思議に思うやろな(笑)
日本ボクシングコミッション(JBC)ルールでは、
日本のジム所属の選手でタトゥーが入っている場合は、
タトゥーを隠さなければいけないって決まりがある。
外国人選手なら日本の管轄以外って事で、
タトゥーは隠さなくても良いってどうなんか…
昔はキックボクシング(K-1)や総合格闘技でも、
タトゥーを隠さなくても試合は放送されていたが、
現代は色々と細かく問題になる時代なんだな…(笑)
タトゥーを隠しても最後は結局、
汗で丸見えになっていくのにね🤪(笑)
今回の試合結果で、
井岡選手の進退が気になるところ…。
これが死ぬほど生きる証。
井岡選手の決断は…
両選手にお疲れ様でした