三度目の正直へ
「WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」
元日本ライトフライ級チャンピオン
元WBC・WBA世界ミニマム級統一チャンピオン
元WBA世界ライトフライ級チャンピオン
元WBA世界フライ級チャンピオン
元WBO世界スーパーフライ級チャンピオン
現世界四階級制覇チャンピオン
WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
井岡一翔(35=志成)
戦績:34戦31勝16KO2敗1分け
vs
元アルゼンチンスーパーフライ級チャンピオン
元WBC世界スーパーフライ級シルバーチャンピオン
IBF世界スーパーフライ級チャンピオン
フェルナンド・マルティネス(31=アルゼンチン)
戦績:16戦16勝9KO無敗
七夕決戦
井岡選手は昨年大晦日の試合の前にも、
かねてより対戦を熱望するWBC同級王者、
エストラーダ選手と交渉を続けていたが、
今回も合意に至らずIBF王者と統一戦に
対するIBF王者のマルティネス選手は、
2年前にIBF王者だったアンカハス選手に、
判定勝ちしてその後の再戦でも勝利している。
ちなみにアンカハス選手は3年前の大晦日に、
当時WBO王者だった井岡選手と統一戦が、
行われる予定だったがコロナ再流行に伴い、
日本への入国が制限され試合は中止となった。
その後それぞれが国内で防衛戦を行う中、
アンカハス選手はマルティネス選手に2度敗北。
今年2月にはバンタム級に転級し、
WBA王者井上拓真選手に挑むも9ラウンドKO負け。
新たにIBF王者となったマルティネス選手は、
2月にWBO新王者となった田中恒成選手が、
統一戦を希望していた相手でIBFとWBO王座を、
持ってして井岡選手にリベンジしたいと話していた選手。
しかし井岡選手はすでに決着が付き、
今後の構想の中に彼はいないと話していたが…🗣️
とにもかくにもマルティネス選手とは先に、
井岡選手が統一戦をすることとなったが、
井岡選手はまだIBFのベルトを持っておらず、
フライ級時代IBF王者に挑戦した事はあるが、
アマチュア時代に敗北した相手に再び敗北し、
いまだに「IBFのベルトだけ」持っていない。
コンプリートなるか
スーパーフライでは三度目の正直で、
今度こそ王座統一なるか
キャリア的にも終盤を迎える頃、
目標とするエストラーダ選手との対戦は叶うのか
今後の進退が懸かる、
極めて重要な一戦になるだろう。
試合まであと2週間
来週にはエストラーダ選手が防衛戦を迎え、
夏には田中選手も初防衛戦が控えている。
楽しみや
・ ・ ・ ・ ・ ・
追記
そんなWBC同級王者エストラーダ選手は、
元WBO・IBFフライ級統一王者でWBC1位、
ジェシー・ロドリゲス選手と対戦したが、
ダウンを奪い合う激戦の末7ラウンドKO負け。
ちなみにロドリゲス選手の兄が井岡選手に敗北した、
元WBA王者ジョシュア・フランコ選手だったとは驚き
井岡選手はこの試合に勝てば、
一気に3団体統一戦の可能性も
エストラーダ選手に勝ったロドリゲス選手は、
兄の雪辱を果たそうと挑んでくるかもしれない
いずれにしても目が離せない