台湾カステラの工程 | あ〜、食べたい!

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「自称大食い!」のつもりでしたが、実のところ、たいした大食いではありませんでした。
同じ物ばかり食べ続けるのは苦手です。
でも、食べ物が大好きで、常にお腹がすいています。
どうせ太るなら、旨いものが食べたい!
美味しくないもので太るのはイヤだ〜。

では、台湾カステラの工程のご紹介です。

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100円ショップで売っているようなパウンド型で作れるので、サイズも手頃。

材料もどこにでもあるもので、出来ますよ♪

 

パウンド型=1台分。

<材料>

全卵・・・2個分。

砂糖・・・30グラム程度。

はちみつ・・・10グラム程度。

牛乳・・・30cc程度。

サラダオイル・・・25グラム程度。

薄力粉・・・33グラム程度。

 

事前に卵白の準備。

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卵白2個分をボウルに入れてハンドミキサーでメレンゲを作っておく。

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卵白のコシが切れたら、砂糖30グラムを3回くらいに分けて入れ立てる。

10グラム入れて→ホイップ。

次の10グラム入れて→ホイップ。

最後の10グラム入れて→ホイップ。

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この程度で大丈夫。

ピンピンに角を立てると、焼いたときに膨らみが大き過ぎて、表面が割れる可能性もある。

もちろん泡立てが足りないのは絶対ダメ。

膨らまない。

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別のボウルを準備。

サラダオイル(私は太白ごま油を使用)を25グラム入れる。

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はちみつを12グラム入れる。

少しだけレンチンしてよく混ぜる。

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篩った薄力粉を33グラム程度入れる。

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混ぜる。

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牛乳30cc程度をレンチンで人肌程度に温めて置く。

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サラダオイルのボウルに2回に分けて入れ、よく混ぜる。

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残った牛乳を入れて、よく混ぜる。

 

このあたりで、オーブンの予熱。

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一応、150度で30分程度焼くための準備。

 

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サラダオイルのボウルに卵黄を2個入れるが、まず1個入れて混ぜる。

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2個目を入れて、よく混ぜる。

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こんな感じ。

ここにメレンゲ(卵白)を入れて混ぜたら生地の出来上がり。

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まず、1/4量程度のメレンゲを入れて、よく混ぜる。

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よく混ざったら、次のメレンゲを入れる。

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私はハンドミキサーで混ぜました。

ただそうするとキメが粗くなりました。

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これで生地の出来上がり。

大きな気泡がいくつもできているのは、ハンドミキサーを高速で回したから。

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パウンド型にパラフィン紙(オーブンシートでもちろんOK)を敷いておく。

そこに生地を流す。

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型をトントンと台に数回落として、泡を消す。

気泡が多くて、消しきれなかった。

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蒸し焼きにする。

パウンド型より大きく、深さがある容器に50度くらいのお湯をはる。

深さ1.5~2センチ程度。

今回、パイ皿を使いました。

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この状態でオーブンに入れて焼きます。

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150度で30分焼きます。

しかし、温度が高いと表面が割れる可能性があります。

ところが、温度が低いと生焼けになる可能性があります。

そうはいっても、低温で焼き過ぎるとしっとり焼き上がりません。

なので、ある程度膨らんだところで、オーブンの扉をあけて、庫内の温度がちょっと下がったら、また焼いて。

そんなこんなの繰り返し。

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私は20分くらい焼いたところで、オーブンの扉を開けました。

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この20分が正しいのか?

目安としては、表面の焼き色。

焼きが足りないまま開けたら、おそらくすぐ生地はしぼんだはず。

ほんの数秒扉を開けただけでも、庫内温度は10~20度はすぐ下がるはず。

なので開けたらすぐ閉める。

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そして、3分半くらい焼く。

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また開ける。

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また3分くらい焼く。

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開ける。

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焼く。

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開ける。

そろそろ30分経過する。

そのわりには、表面の焼き色が薄いと感じた。

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仕上げに、上火強で焼くことにする。

これはおまけの時間みたいなもの。

だいたい2分くらい。

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たぶん焼き上がり。

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といいつつ、取り出すことを躊躇した。

しぼむことが不安。

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取り出しました。

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紙を持って引っ張り上げる。

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OK!

しぼまなかった!

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焼き色はいい感じ。

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大きな気泡が気になりますけれど。

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側面。

では、早速カット。

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うひゃひゃ~。

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ふるっふる~。

しゅわしゅわぁぁぁl。

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たぶん、もう当分作らないと思う。

こういうものだとわかったから。

 

こんな焼き方なんて、わからない!

こんな面倒くさい焼き方なんて、やってらんない!

という場合、150度で30分そのまま焼けばいいと思います。

表面が割れても食べたら同じ。

しぼんでも食べたら同じ。

もしかすると、割れないかもしれないし、しぼまないかもしれない。

 

ケーキ作り初心者のお方や初めてのお方は、この出来上がりに感動すると思います。

そしてまた食べてびっくりだと思います。

 

パウンドケーキって、初心者が比較的初期の段階で作ると思う。

焼くだけでいいと思われている。

しかしあれはなかなか難しい。

そうではありながら、初めて自分で作ったものに達成感。

ゆえに食べて感動すると思う。

しかし、バターのホイップ(固さ=柔らかさ)が重要ということに気付けない。

本当にうまくできたパウンドと、バターの混ぜ方がイマイチなパウンドを食べ比べると雲泥の差がある。

パウンドも曲者だと思う。

 

見た目、台湾カステラを失敗していても、パウンドの失敗よりクオリティが高いものが出来上がっているはず。

そこが台湾カステラのいいところ。

 

そして洗い物が少ない。

パウンド型をオーブンに入れた後の状態。

この程度の薄力粉だったら私は茶こしあみでふるっちゃうし。

泡立て機は使わない。

ハンドミキサーを外して手で持って使う(混ぜちゃう)。

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いわゆるスポンジケーキなんて、これにバターを入れないともっとラク。

だけどスポンジはそのまま食べるというより、ケーキの部品だから。

その先、そしてその先、もっと先がと続く。

 

台湾カステラは主役。

主役級なのに洗い物がこれだけ?

 

ケーキ作り初心者のかたにこそおすすめします!