20240825(回想20240302)辻仁成 Les Invisibles 見えないものたち | 明日この道の上で

明日この道の上で

埼玉県在住、派遣社員として都内に通う54歳。
娘(23歳絵描き)と、息子(大学生22歳長野で独り暮らし)と7歳年上の旦那様がいます。
図書館・本屋さん・カフェ・文房具屋さんが大好き

辻 仁成さんを見守る会の会員(笑)

こんにちわ。よしえるです。\(^o^)/


日記、書いていなかった分を思い出して書く。


私は高校生の頃からECHOESのファンを自称している。


辻仁成さんの事を、仲のいい友達には『じんせー』と呼んで話す。

(表向きには『辻さん』と呼んでいる)


一番好きな曲は決められ無いが、自分のテーマソングは「クロスロードアゲイン」だ。


昔から人と別れるのが苦手だ。


辻さんが、7月、8月のライブを最後に引退すると表明した。(嫌だ)


私は仕事の都合で、大阪には行けなかったので、東京の有楽町ヒューリックホールが最後のライブ参戦。


話はさかのぼるが、2022年のビルボード横浜を最後に、2023年のライブには参加していなかった。


パリに行けなかったのは予算の都合だが、娘の就職活動が落ち着くまで、ライブを楽しめそうになかったからだ。


娘の就活が落ち着いて、今年の3月初旬、新宿伊勢丹アートギャラリーで辻さんの絵の展示会を見に行った。


『Les Invisibles 見えないものたち』

タイトルが詩のようだ。


辻さんの絵は、「うわぁ~絵が上手いね〜」と言われるような、実物を本物そっくりに描き写す写実的なものでは無い。


(辻さんのファン以外の人に、この衝撃が伝わっているだろうか?)


ファンなら、理解するだろう。

いつもの、孤独な辻さんが描いた世界。


油絵の具の匂い、筆の跡、ペインティングナイフの線、扉、仏、街並み、そしてクロス、


「僕は、ここにいる」と、声にならない『絵』と言う新しい言語で訴えかけてくる。


苦しい。


その孤独を想像しただけで気持ちが苦しくなる。


「カンバスに絵を描き始める前に言葉を書くんだよ」ライブのMCで辻さんが言っていた。


「みんなにエネルギーを送りたいんだよ」と。


辻さんがいつも、その先にある扉を開ける力をくれる。


見えないけれど、扉は君の目の前にある。


私はその後押しで、先に進む事が怖く無くなる。


引退ツアーのチケット発売の時、勢いで7月31日のチケットを2枚買った。


つづくかも。