今日は3か月に一度の呼吸器内科診察日でした。その後脳神経内科の受診です。最近酷くなった胸の痛みと、貧血について相談しました。CTに痛みを出すような物は特に写っていませんから、手術時に受けた神経損傷が良くなっていないのでしょう。貧血は辛いでしょうが、原因を特定する為に検査を色々やってみますかと問われました。心臓とか可能性有りますか、の問いに、有りますねの解答。これで心臓まで駄目なら(毎回定期検査で心電図は引っかかっているのですが)、内臓全て駄目という事になります。

 

肺癌の状況を知る為の手段は何が有りますかの問いに、画像しか有りません、CTですねとの答えです。原発巣はもう取ったので、転移した物が無いか画像確認するしかないそうです。でもこれまで殆ど造影検査は行っていません。造影剤を入れるメリットは①リンパ節の腫脹や血管浸潤の有無が分かる ➁肺野結節の良性悪性判断が出来る事でしょう。これをやっていないので、本当に大丈夫だと言えるのでしょうか。

 

もうすぐ3年経つので、これからは造影CTを6か月毎に取り、3か月毎の単純CTは止めましょう。線量の事も有りますし。そう提案されたのですが、これまで何度も私が聞いて否定されてきた被ばく量の問題が初めて提起されました。物事には重要度の順番が有るのですね。

 

今回も単純CTはパス出来ましたが、次は6か月後と言うのがひっかかります。いつもメディカルデーの後で色々問題が発生してきましたから。半年も心配しっぱなしかと憂鬱になりましたが、椅子をぐるりと回転させると、静かに聞いていた妻の瞳と出会いました。強い心を持つ事が大切よ、と言っている様に思えました。