社会協議会経由、大学受験の過去問集が手に入ったので、47年ぶりに入試問題(センター試験平成17年現代文、50分100点)を解いてみました。兎に角内容が複雑で長文です。私は70分かけたのですが、結果は51点でした。自分としては最大限のスピードで読み解いていったのですが、結果は惨敗です。その後、回答の解説を読みましたが、18歳の若者はこんな短時間で、ひっかけの多い問題を短時間で良く解けるなと感心する一方、試験者が期待する回答を導き出す方法論の勉強だなとも感じました。負け惜しみは分かっているのですが、せっかく素晴らしい論説文も小説だっただけに、もっと時間をかけてしっかり考えたいと言う、何処か残念な気持ちも有りました。まあ、競争の為の試験ですからしかた有りません。

 

高校時代、多くの現代文に触れ、こういう考え方も有るのかと感動した記憶が有ります。でも今は如何に早く、社会から期待された答えを導きだすのかが求められているのでしょうね。社会に役に立つとはそう言う事なのかもしれません。勿論一番ショックだったのは51点と言う現実なのですけれど