2日間臥せっていたら、左腰の痛みが酷くなり(椎間板ヘルニア)動く事が出来なくなりました。それでも癌治療医である押川先生のyoutubeを拝見し、肺癌などは動かねば直ぐに体が弱って来ると知り、今朝は寒風の中少し散歩をしました。腰にせよ肩にせよ、関節や神経の痛みは辛いですね。経験した事の無い方には分からない痛みです。

 

吐き気は収まりました。これも人生で何百回となく経験してきましたが、辛い物です。吐き気止めは開発されている物の、抗癌剤でご苦労されている方の辛さは良く分かります。一時的な物と異なり、抗癌剤を継続する限り継続するのですから。

 

継続する苦しみは心を蝕みます。それは精神的な苦しみでも、肉体的な痛みでも同じです。もしその辛さを和らぐ手段が有るなら、躊躇なくそれを使うべきでしょう。私の部下だった女性は子宮頸がんでお亡くなりになる時、お父様がどうしても医療用麻薬を使う事を許さずに苦しんでいたと、お父様本人から聞きました。麻薬と言う言葉が良くなかったのでしょうか。私はそれを聞いて何も言う事が出来ませんでした。医療用麻薬の有用性を伝えると、今度はお父様に耐えがたい苦しみを与えるかも知れないと思ったからです。

 

世の中には、神の与えた、或いは意図せぬ、或いは思い違いからくる、或いはどうしようもない苦しみや辛さが有るのかも知れません。どうしようもないから、どうしようもないのでしょうか。私は明日から再び「腰フリフリ体操」を始めます。