新宗教研究センター(CESNUR)主催の国際会議での田中富広会長の講演映像をアップしました|ニュース|世界平和統一家庭連合 (ffwpu.jp)
世界平和統一家庭連合の田中富広会長がビデオ出演し、日本において世界平和統一家庭連合がどのような状況にあるかを説明し、日本での信教の自由が脅かされつつある現状を訴えました。
<動画から>
2:09
特に私たちが共産主義から国を守るための勝共運動を始めてから共産主義勢力の激しい攻撃を受けいるようになりました。
2:47
そして熱心な若者による宣教活動は多くの日本人の親を心配させたのは事実です。
(安倍元総理銃撃事件をきっかけに)
3:30
家庭連合に反対する勢力と結託した日本メディアは私たちの激しい攻撃を開始いたしました。それはまるでヨーロッパ中世の魔女狩りのようでもありました。
(安倍元総理は教会員でもないし、教会ゆえに殺害される理由は無い)
4:09
しかし事件発生以来 日本家庭連合の会員が受けた内外の圧迫は言語を絶するものでした。
4:28
メディアの攻撃は家庭連合の友好団体たとえばUPFや世界平和女性連合そして青年学生連合にも及び甚大な被害を出しました。
4:50
日本共産党委員長は「これが勝共連合との最後の戦い」とまで発するようになりました。
(政府は関連団体との関連を全て絶つよう国会議員に指示し、法解釈を変えて解散命令請求がされた)
(解散請求が通れば、政府が恣意的に運用することができる)
6:25
どの宗教団体も何らかの民事的トラブルを抱えているからです。
7:18
初期のキリスト者に対する裁判で「彼らの信仰が真に神様からでたものであれば、それに反対する者は神の敵になる」というものです。
ご参加の皆様 信仰の自由の喪失は不寛容で攻撃的な社会を生み出すと思います。
<以上>
田中会長の講話は内部の人には理解できると思います。
しかし、外に向けて発信するときには立ち位置がハッキリせず、文師の根本思想も伝えきれていないように思います。
宗教法人家庭連合会長という立場で、「私たちが共産主義から国を守るための勝共運動を始めてから」と言えばやはり勝共連合と家庭連合は同じ認識となんだと宣言しているようなもの。
後半に「UPFや世界平和女性連合そして青年学生連合」は友好団体と表現している。
ならば勝共運動も別組織と言うくくりという、そのポジションを通さないとなりません。
勝共運動によって、共産主義者のターゲットになったのは確かですが、社会問題化したのは赤旗の名付けた「霊感商法」によるところが大きいのは事実です。
霊感商法や過度な献金による民事事件が解散請求の要因なのは周知です。
この件に関しては田中会長は触れていない。
文師は「恩讐も愛する神様」を説いています。
宗教によらない、宗教を超えた平和運動を提唱しています。
なら、
神に敵はいません、もし迫害によって法人格が無くなったとしても、それが神の御意なら従います。
という文師の教えの超宗教的発想からの考えを社会に伝える絶好の機会であると思います。
「どの宗教もトラブルを抱えています。」
だから家庭連合(旧統一教会)のトラブルも一緒なのだとしたら、他の宗教団体と同じレベルになります。
宗教界の同情や同意を得るのには良いかもしれませんが、統一運動は宗教界だけの働きではなく日本社会、世界への運動なので、とても残念な一言です。
それにど宗教もトラブルを抱えているから、同じ宗教として旧統一教会のトラブルも仕方のないことという言い訳にも聞こえます。
超宗教をベースにして、崇高な文師の説く神様、平和運動を発信する機会を逃したように思います。