バーチャルコンソールの火金連載に連動して、
ゲーム音楽について紹介してみることにした。
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連載のコンセプト等。
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《1986年》
今回は任天堂前編。
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41分 ピコピクトと読む。
毎回このBGM紹介で出番があったこのメドレーの、
最後の出番。
1986年からは2曲。
ゼルダの伝説フィールドメインテーマと、
ラストダンジョンデスマウンテンのそれぞれアレンジ。
フィールドアレンジは最高傑作。
笛の音まで使ってアップテンポになってて、
原曲を残しつつ雰囲気を変えてる。
デスマウンテンもかなりイイ。
曲がどんどん壊れてきてデスメタル風(?)に、
同じフレーズの繰り返しだけど展開が極端で、
これも原曲を知ってる人は聴くべき曲。スゴイ。
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9分
ゼルダの伝説のBGMについては、
一つ語るべき事がある。
それは、[ディスク版]と[カセット版]で、
音源が違うという事。
先に発売したのがディスク版なのだが、
そちらの方が音源が豪華なのだ。
ディスクは、容量もセーブ機能も、
あっという間にカセットにぬかされて、
独自の機能は少なくなり廃れたが、
それでも、音源を一つ多く確保できるという要素は、
最後までカセットを超えていたのだ。
そして、最近プレイできるようになってる、
バーチャルコンソールのゼルダの伝説は、
カセット版をもとにしてるため、
ディスク版を知ってる人には、
ちょっと物足りない音になってるのである。
今回の動画はディスク版の音源のはず。
BGMは実質5曲くらい。
・オープニング
これがもう衝撃的だった。
映画的なスタッフロールの画面と合わせて、
とてつもない新しい世界を感じたのであった。
・フィールド
なんと。1986年のフィールド曲が、
今のゼルダにもフレーズを変えながら、
ほぼ受け継がれてるのだからスゴイ。
完成度の高い曲だと思う。
・ダンジョン
短いフレーズで暗いんだけど、
曲が違うだけでわくわくできた当時。
・デスマウンテン
これも短いんだけど、
ラストダンジョンで曲が違うという演出自体が、
珍しく、このおどろおどろしい曲にわくわくした。
・エンディング
聴いたはずなんだけど全く覚えてない。
やっぱり、1回か2回しか聴いてないと、印象薄いや。
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というわけで今回はゼルダの伝説特集でした。
僕は今でもサントラのためだけに新作を買ったりするくらい、
ゼルダの曲は好きなので張り切って書いた。
次回は任天堂の続き。