登場人物名、設定は架空のものです。
更新は月、水、金になります。
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時間的には、
Ep3.5の続き。
僕はPCショップが閉店してから、
一年間の失業生活を送るんだけど、
その間の出来事。
【貯金 100万からどんどん減っていく】
【収入 会社都合の失業保険が月8万くらい 3ヶ月のみ】
こんな感じ。
また、佐保店長が再登場。
【元ホストの若きスーパーマン店長】ということだけ、
覚えていてもらえば話が分かります。
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閉店からしばらくして、
佐保店長のオゴリで、
フィリピンパブに向かった。
僕以外にもほとんどの社員さんが呼ばれてる。
まあ、バイトは僕だけだが。
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なんでも、
このフィリピンパブの経営者と、
佐保店長は仲が良いとのことで、
料金は格安なんだそうだ。
その経営者ナカサトさんは、
PCショップの顧客だったので、
僕も何度も会ったことがあるが、
【貫禄のある人】だ。
詳しい描写は避ける。
こんなこと書いてるのがばれたら大変だ。
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というわけで、
横浜のある区をほとんど支配してるという、
その経営者の人の店にいるわけだけど。
佐保店長
「こいつyosiちゃん!
この年になっても彼女暦ナシ!
女性経験ナシ!
ちょっと相手してやってもらえるかな?」
アンナ
「ヘーソウナンダ。
ケッコウイイカオしてるのにネ~。」
で、僕の席の隣まで来たアンナは、
情熱的なアプローチをしてくる。
一緒にカラオケをデュエットしたり
口移しで果物を食べさせてくれたり、
身体を完全に密着させてきたり、
色々さわらせてくれたりさわられたり。
ケッコウ若くエキゾチックな可愛い娘なので、
そりゃ楽しいわな。
で、携帯電話番号を交換して。
アンナ
「ジャアまたすぐ会オウヨ!」
僕
「でも僕、ほとんどお金ないよ…」
失業中だし。
佐保店長
「コイツ本当に金無いから、
格安で頼むな!」
アンナ
「分かったヨ。
じゃあ連絡スルヨ。
ホテル一緒に行コ!」
話が進みすぎだろう。
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それから次の日。
早速アンナから電話が来たが。
冷静になって考えた。
これはチャンスではない。
むしろ悪魔のささやきだ。
本当に別にお金は要求されないかもしれないけど、
それでこの娘にハマッテしまったらどうする?
収入無いんだから、貯金を崩すしかないよな。
深入りはしないほうが良い。
そういう結論を出した。
電話は無視。
三日間電話は続いたけど、
それ以降来なくなった。
いや、【ダマサレテミタイ】気持ちはあったけど…。
ここでアンナという水商売の女性に本気になることで、
どう転んでもバッドエンドしか想像できなかったし。
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それからしばらくして。
佐保店長
「あれ?アンナは会わなかったの?
まあいいや。
yosiちゃんちょっと来てくれる?
一緒に会ってほしい人がいるんだ」
なんだろう。
そこはまたさっきのフィリピンパブとは別の、
水商売チェーン。
どうやら、ライバル店だそうだ。
そこの事務室に通される。
佐保店長
「マダ仕事決まらないんだろう?」
僕
「はい。」
経営者の初老のサカイさん
「佐保店長にはいつもお世話になってるよ。
こういう店もPCとかネットとか色々使うからな。」
なるほどね~。
で、なんで僕はここにいるの?
サカイさん
「君がyosi君か。始めまして。
よかったらで良いんだけど。
戸籍売ってみない?」
!?
【Ep5 水商売編】
何か一気にアングラなんですけど。