少し前、いっちょがくれたモロッコ土産のブレスレットが切れた。
気に入ってたのになぁ。
実を言うと切れたというよりもほどけたに近いかもしれないが。
かれこれ10か月くらいつけてるやつ。
いっちょに報告したら「嫁入りでもできるか?」と言われた。
今は嫁に行くよりも就職先、もしくは定住先を決めたい。
右腕がさみしい。
なんかつけたい衝動に駆られる。
しかし真新しいのを買ってつける気はあまりなく、かといってまた革製の上部のやつをつけるとちょっとやそっとじゃ取れない。
たまにおしゃれしたいなって時に皮の地味ーなブレスが浮いてたことを考えるとなにもつけず、もしくは簡単に外せるものがいいか。
残る左腕との相性も大事だし。
右耳のピアス同様、常に外さず身に着けてるものの存在って大きい。
地味なくせに馴染みまくって、ないと居心地が悪いっていうか。
失ったときに、存在感の大きさにびっくりする。
やっぱり新しいものを買うのはやめよう。
新しいものになじむまでの居心地の悪さよりも、失ったさみしさを今は実感していたい。
過去に縛られる時間も大事だって思いたい自分を正当化しちゃおう。