ライブハウスで活動しているアーティストは目の前にいるお客さんに歌を届けるので、どうしても応援ソングが多くなっていくね。
俺自身そういう曲も沢山あるし
嫌いじゃないんだけど

俺は20年もレーベルを経営しているので、もう少しアルバムマジックみたいなものを信じたくて。

つまり

例えば
「君も頑張れ」というような内容の応援ソングがあったとして
そういう曲を10曲集めてアルバムを作るより

「君も頑張れ」という曲と
「俺は愛に裏切られ何も信じない、全てぶっ壊してやる」
と言う相反する曲が収録されていた方が
逆に伝えたいものを浮き彫りにできたりする。

一途な愛を歌った曲も
一夜限りの過ちを歌った曲も
両方あった方が、愛と言うものを浮き彫りにできたりする。

そんなふうに思ってるのね。

それらを実現するためには
ライブ活動だけじゃなく、音源、リリースなどを計画的にコントロールしていく必然性が生じるわけで。

何が言いたいかと言うと、次のアルバムに向けての曲作りが始まったって話(笑)