書き始めるのが遅かったのと、まさか2週連続で透色さんのライブに参戦するとは予定していなかったのとで、東京OPを書き終える前に昨日、愛知公演に参戦してしまいました。
ただ、こちらはこちらでまた改めて書くこととして、透色ドロップ5th Birthday tour 東京オープニングについての最後のブログです。
今回はラストブロック。
私の心の琴線に触れて、涙を流しながら見ていた最終ブロックについて。
ラストブロックの1曲目は「君へ花便り」。
名曲揃いの透色楽曲の中でも特に名曲だと言う人も多いこの曲。
私が前体制の透色ドロップのステージをみたのはたった3回なのですが、その3回目。
私にとっての前体制最後のステージ、川崎にて行われた1時間公演で、なぎさんが春の出会いと別れの曲として曲紹介していたのが印象に残っているこの曲。
当時は、まさにこれから迎える、2期生との別れ、そして新体制との出会いを想像しながら心が震えたことを覚えています。
そして新体制で聞くこの曲。
もちろん2期生との別れの寂しさは私のような新参者でもまだあります。
が、それよりもこうして新たな透色ドロップと出会えたことの喜び。感謝。
そういった思いに胸が熱くなりました。
さらに、ほとんどコールが入ることなく、ゆったりとしたテンポのこの曲。
ステージでパフォーマンスしているメンバーが客席を見渡すような、そんな視線を少し感じたんですよね。
ステージから客席を見渡し、ファンと共有できている時間を共有しているような5人。
特に、"変わらずここにいる"ことを選んでくれたこはさんとかまろんとの"1秒でも大事にしよう"。
そう思わせてくれる時間でした。
そして次の曲は「君と夢と桜と恋と」。
もうイントロがかかり、クラップを始めた瞬間にテンションは最高潮に!
思いを伝えられなかったこの曲の主人公から、しっかりと思いを伝えろと言われているような、そう背中を押させるように、皆サビの指差しで精一杯の愛を推しにに伝えます。
私も何度か目の前に来たかまろんに必死に指差しをして思いを伝えました。
花便りが視線で思いを通わせ合う時間なら、こちらは指差しで思いを通わせ合う時間。
どちらにせよ、幸せ時間です!!
いや〜、この時間、めちゃめちゃ楽しかった。
ちょっとプライベートなお話なんですが、母親の体調が良くなく、ここ最近、予定のない週末は毎週末のように奈良へ帰省をしてたんですよね。
実家を出てかれこれ25年。
最期を意識すると少しでも一緒に時間を過ごそうという思いもあって。
ただ、やはり理由が理由だけにあまり楽しい気持ちではない帰省の行き帰り、支えてくれてたのが、推しの音楽。
透色ドロップの音楽に、元気をもらって、かまろんのアクスタやチェキとともに写真を撮ってれば、少し楽しい旅気分になれて。
気持ちの凸凹の凹の部分をキレイに埋めてくれたのがかまろん、透色ドロップだったんですよね。
ステージで推しが歌ってくれる君夢を聴きながら、あぁ、自分は今支えてもらってるなぁって思ったら涙が出てきて…。
めっちゃめちゃ楽しいのに、きっと顔は笑顔なのに、涙が止まりませんでした。
そしてそれは次の「誰かのために」でも同じで。
"背中は僕が押すから"の言葉にまさに背中を押され、そして支えられ。
今回のライブ後は、「誰かのために」を聞くと車を運転してても涙がにじんでくる始末…
この曲聞くと私ダメみたいです笑
そして「最愛」。
恋人同士の恋愛曲だと思いますが、ファンの推しへの思いとも解釈できるこの曲、いつもたくさん支えてもらっているからこそ、"悲しい時も苦しい時も僕がそばにいるから"。
そう、応援しかできないけど、応援だけはするから。
そういうファン…いや、オタクの思いを代弁してくれるこの曲にやはり涙。
今年の透色ドロップミュージックアワード1位の「きっと夏のせいだ」を挟み、ラストは「未来は変えていけるから」。
「ハジマル!!」とともに、新生透色ドロップの門出にリリースされた楽曲。
まず曲の前に一言。
この曲のSEが良すぎる!!
SEも本曲も、とってもエモーショナルな空気感を持ちつつ、どこか前向きな曲調。
前体制から新体制へ、これでもかというくらいにじっくり時間をかけて繋いでくれたバトンを持って、未来を信じて走り出した5人。
きっとまだまだ目の前は開けてないだろうし、向かう方向も定かでないかもしれません。
それでも精一杯走り出した5人を、近くで見てられることに、これまでの透色ドロップを見ることができてなかったからこそ、喜びを感じています。
そして最後のMC。
かまろんの言葉「お披露目から目まぐるしかったから今日ようやくツアーが始まったということを実感した」。
本当にこの1ヶ月ちょっと、いや、お披露目前のレッスンからだと、下手すると3ヶ月を超えるのかな?
全力疾走だったんだろうなって思います。
その大変さは私になんて想像すらつきません。
でもこの日、目にしたステージは、今目を閉じても思い出せるくらい、間違いなくキラキラで、ドキドキで、楽しくて、そして何より幸せで。
少なくともあの日のあの時間では、世界一幸せな人間だったと胸張って言える、そんな時間を過ごさせてもらいました。
あまりに楽しすぎたので、行く予定をしていなかった愛知公演に行くことに決めた帰りの新幹線。
まだ幸せ時間は、過ごせそうです!!