ノイミー全国ツアー初日。
開場の30分ほど前,すでに現地に到着されていた,もはや相方と言わせていただいてもいいであろう,連番相手の一人であるいとぱんさんと合流。
昨年イコラブクロスライブで訪れた会場ではあるものの,桜木町からの経路の記憶があやしく,地元?のいとぱんさんと合流できて一安心。
ツアー初日ということもあるのか,グッズ列も大盛況。
入場待機列も非常に長いものとなっていました。
手荷物,チケットチェックを通り抜け,会場へ。
座席は2階のステージから最も遠い角。
ただ,ノイミー現場として6周年のSSAも経験して,またスタンド席の傾斜が強く,見晴らしの良い会場の作りも影響してか,全く不満は無し。
座席につき,ステージ配置をよく見てみると,メインステージとバックステージ,そして花道というには非常に広い前後の通路が設置。
いや,通路というよりは前後方向のステージと言ってもいくらいの広さ。
そして,なにかを覆うようにそのステージには黒い布が前面にかけられています。
メインステージ中央には船らしきセットが。
まさか……あいつ……動く??
そして,10分ほど押して影慣れが始まり,それと時を同じくして,水夫の衣装を着たスタッフが車輪のついた何やら大きな箱を運び,配置させます。
まさか……あの中には……。
そしてちょこもなかの影ナレが終わり,今ツアーのコンセプトを表現する映像が流れます。
今ツアーのテーマは楽園への航海。
ノイミーが荒波の中,メンバー一致結束して楽園を目指す航海。
いよいよ出航のOverture。
そして初手は「神様の言うとーり!」。
やはり箱の中からもメンバーが飛び出します。
(いや,厳密には飛び出す瞬間は見逃していて,ステージ上から登場するメンバーを見ているうちに箱付近にメンバーがいたんですが笑)
この曲の間奏のメンバーコール,必死で行きの新幹線の中でも練習してきたんですが,うまくできなかった…笑
(私の)伸びしろですね!?
そして畳みかけるように「最強のラブソング」「夏が来たから」「君はこの夏,恋をする」。
そしてメインステージにあった船のセット。動き出しました。
ただ,その動力は…人力(笑)
船が動き出すたびに,水夫の格好をした屈強なスタッフさんたちが動かしてくれます。
もう途中からメンバーよりもスタッフさんを応援したくなるくらい。
全く“黒子”ではなく,前面に頑張りが押し出されたスタッフさんを横目に,新衣装に身を包んだメンバーたちがステージを盛り上げます。
「P.I.C」でカッコよくビシッと決め,少しクールダウンさせた後は,息つく間もなく自己紹介タイム。
さらにはスタンド席にひーちゃんが登場する演出のある「想わせぶりっこ」,そして強制的にIQをゼロ以下にさせられる「てゆーか,みるてんって何?」。
すでにおじさんちょっとしんどいです笑
ダンスブレイクを挟み,激しいドラムのイントロが。
そう,「桃色デイブレイク」。
そして,メインステージ中央にはマイクで作られた鳥かごのようなセットが出現し,その中でももきゅんの歌唱が始まります。
いつもと同じように格好いい,ももきゅんの「桃色デイブレイク」の歌い出し。
1つ違うのは…なつみんのパートになっても聞こえてくるのはまだももきゅんの声ということ。
そう,ももきゅんのソロです。
昨年ツアーファイナルの横浜アリーナ。
凱旋公演のソロとして歌った「この空がトリガー」。
歌唱が終わり,次の曲が始まろうとしても,凄いものを見たというザワザワが止まらなかったあの空気。
今回も全く同じ空気感。
いやはや,凄いものを見せてもらいました。
そしてようやく挟まるVTR。
力なく椅子にへなへなと座り込みます。
もう十分ノイミーを堪能したと言っても過言ではない濃密さ。
VTRでは航海を終え,船は楽園にたどり着きました。
そう。私の体力を削る,本当の楽園はここから始まったんです。