GW最終日。

イコラブアリーナツアー2025“Timeless Tales”のファイナルへ行ってまいりました。

2時間半を超える濃密な時間。

きっとこの瞬間は全世界で最も幸せな空間だったという自信があります。

 

その感想はまた改めてきちんと書くこととして,今日書きたいのは公演前の出来事について。

 

金沢在住のFFさんのますけさんとご一緒させていただき,新幹線で東京へ。

早めの時間の新幹線だったということもあり,豊洲のららぽーとにて実施されているイコラブのフードコートデコレーションを見に行ってきました。

この場所は以前,ぬくぬくさんにイコラブのBPMやノイミーのオフショルニットのMV撮影地を案内してもらった際に昼食を食べに立ち寄った場所で,その時も結構混雑しており,ましてやイコラブのライブ当日ということでやはり混雑しておりました。

メンバーの垂れ幕を写真を撮ろうにも,その前の席で食事をされている方がいるなどしてほとんど取れない状況ではありましたが,それでもやはりライブに向けてテンションが上がってきました。

 

 

ただ,開場まではまだしばらく時間もあることだし,お天気も悪いということで,ららぽーと内で少しうろうろとしていたところ,何やら傘を差した人々の長蛇の列が。

さらには雨が降り続く屋外のステージ上で一生懸命ステージ上に溜った水をかき出しているいる人の姿も見えました。

そしてその後ろには2枚の幕。そこには“White Scorpion”の文字が。

秋元さんがプロデュースしているアイドルグループとして名前は聞いたことがあり,確かさなつんのスナック沙夏にACEさんとCHOCOさんが出られていたというのは何となく記憶していたものの,正直お顔まではは分からないというレベル。

何やらリリイベがあるそうだということで下記ポストをして屋内の2階渡り廊下に陣取り,少し見てみようかと待っていました。

 

 

するとこのポストに1件のリプが。

内容としては,「今回のリリイベは1,000人の来場者を目指しており,受付ブースにて人数をカウントしているので是非寄ってください」というもの。

ただ,受付がどの辺なのか,そして外では時折強くなりながら雨が降り続いているということで,一旦は様子見をするということにし,その場は動かず開演を待っていました。

 

その間も時折かなり強く降る雨模様。

そんな中でもミニライブ開場の時間が近づくと,多くのファンが意を決したようにカッパにそでを通し,待機列へと皆並び始めます。

そしてライブエリアの外側にも,エリアに入れなかったファンなのか,周りをぐるりと囲むように傘を差しながら開演を待っています。

 

 

時間になり,メンバーが登場し,ステージが始まりましたが,やはり屋内ということでほとんど音が聞こえず,少し音を聞きに行こうかということで1階におり,屋外へと向かいます。

屋外への出入り口に差し掛かったとき,その場にいファンの方と思しきお兄さんから声を掛けられます。

「ホワイトスコーピオンのイベントをやっています。是非受付をお願いできませんか?」と。

そのお兄さんの誘導のもと,テントブースへと行き,受付をし,チェキを貰います。

お兄さんに尋ねたところ,NATSUさんというメンバーとのこと。

 

 

お兄さんに「もう見やすい場所はあまりないかもしれませんし,雨も降ってますけど,是非聞いて帰ってくださいね」とにこやかに声掛けをしてもらい,ステージを見ることはできないものの,音はしっかりと聞くことができる屋根の下でしばらくライブに聞き入ります。

その間も,何人かのファンのお兄さんたちが,家族連れやご年配の方を含めて,何度も受付ブースへと案内をしていました。

足下はもうびしょ濡れ。カッパも着崩れてビショビショ。

それでも1,000人というメンバーたちの目標をかなえてあげたいという一心で,自分たちはステージを見ることもなくずっと声をかけ続けて。

熱いファンの方がいるんだなと感動すら覚えました。

 

 

残念ながら,イコラブの開場の時間もありましたので,最後までステージを見ることはできず,途中で離れましたが,のちにXで確認したところ1,100人を超える退場者があったということで,無事1,000人の目標は達成されたようでした。

おめでとうございます!

 

 

 

上の写真はライブが始まる前と後の同じステージ。

同じ雨の中のステージでも,ステージ上にアイドルがいて,その前にファンがいる。

それだけで全く違う世界が広がっていませんか?

いや~,なんかヲタクがアイドルを推すってこういうことなんだよなって改めて思わされる場面に遭遇出来て,とても良かったなって思います。

 

また,上記2つの私のポスト,ホワスピのファンの方がたくさんいいねをつけて下さって,それもまたファンで今のこの状況を盛り上げるぞという気概を感じました!

なんか自分が押しているグループのファンとしてまだまだやれることってたくさんある気もしたんですよね。

 

正直言って,残念ながらホワイトスコーピオンのファンになれたかというとそういうわけではありません。

でも,今後何かにつけホワイトスコーピオンの名前を見るたびにこのステージを思い出し,少し注目してしまうと思います。

もしかするとそれがきっかけで応援を始めてしまうという未来も無きにしも非ず。笑

 

 

少し前にネガティブな意味合いで話題になってしまったリリースイベント。

それでも,やっぱり単にファンを増やすということだけではなく,ファンとメンバーの絆をより強くしていくという意味においても,やっぱりその効果は大きいのかな?と思わされたGW最終日でした。