日曜日に参戦したTokyo Girls Girls X’mas。
私にとっては初めての対バンイベントの参戦でした。
私のアイドル遍歴としては,
AKB(莉乃ちゃん)➝HKT(莉乃ちゃん)➝イコノイジョイ
であって,その時々には1つのグループしか興味を持っておらず,地方民ということもありわざわざ交通費をかけてお目当てのグループが30分ほどしか出ない対バンイベントに,参加するモチベーションがそれほど湧かなかったいうことが大きい要因です。
が,今回は11月まで行われていたジョイちゃんのツアーが素晴らしく,12月に何も現場がない中,どうしても今年最後にジョイちゃんステージを見たいという気持ちがあったこと。
そして,もう一つは最近少しハマってきている透色ドロップさんを一度、そして現体制のグループをこの目で見てみたいと思ったこと。
これゆえ,今回初参戦をしました。
対バンイベントに参加してみて,お目当ての透色ドロップさんやニアジョイちゃんの前の数組だけではありますが,普段見ない様々なアイドルさんのライブを見ることができました。
そこで感じたことをいくつか記しておきたいと思います。
まず第1に思ったのが,アイドルさんたちみんな歌がうまいなということです。
さすがに多くがライブアイドルとして場数を踏んできているグループさんたち。
アイドルの歌唱ってこんなにレベルが高いんだということを感じました。
そして盛り上げ方も上手。
こういった対バン慣れしているグループさんたちは,自身のファンでない観客に対しての煽りが分かりやすく,的確だなと。
いや,正直私なんかはコールやMixに詳しいわけではないので,やはりそういうところではノることができないんですが,クラップなんかを要求してくれるとそれくらいはできますもんね。
クラップやコール発動を先導してくれると,こちらとしても知らないなりに盛り上がれるところがさすがだなと感じました。
そして,第2に感じたのが,“アイドル”の幅広さ。
一言で“アイドル”といってもこんなに様々なコンセプトがあり得るのかと。
ちょっと“アイドル”ってなんだろうか?という本質論まで考えさせられるくらいでした。
例えばなんですが,ジョイちゃんの数組前に出ていたNEO JAPONISMというグループ。"闘う"をコンセプトにした格好いいグループさんで,観客も一切ペンライトを出すことなく,でも盛り上がっていて。
「あぁ,これも“アイドル”なのか。」と感嘆させられました。
コンセプトがしっかりとしていて,とても格好良かったです。
が,とても格好良かった一方で,その中の一人中心メンバーの方(金髪のボブでとても格好いい方)が後ろに下がった時にメンバーと楽しそうに目を合わせて笑顔を見せているときに,やっぱり私が思っている“アイドル”の一面も持ち合わせているんだなと妙に納得もしました。
そして,これだけいろいろな“アイドル”がいることがまさに,“アイドル”日本の1つの大きな文化なんだなとも思ったんです。
私の故郷,奈良県が数億のお金をかけてK-Popのイベントを開こうとして非難されていましたが,いやそれだったらそのお金かけて日本一のアイドルフェスを開くくらいのことをすればいいのになんて思ったくらい。
きっとヲタクたちがしっかりお金を使ってくれて経済効果もありますよね?笑
でも反対に,こういったいろいろなグループの楽曲を聴いたからこそ,普段聞いているイコノイジョイに対する思いを再確認できたという側面もありました。
1つ感じたのが,楽曲の幅広さ。
もちろん,恐らく今回出られていた各グループさんもしっかりと聞けば幅広い楽曲を持っていると思います。
グループによっては20分という短い時間(4曲分)の中,対バン用に盛り上がる楽曲を入れてきたということなんだろうとは思います。
先ほど言ったように,今回見たアイドルさんたちは各グループのコンセプトがしっかりとしていて,非常に面白かったですし,楽しかったです。
が,コンセプトがしっかりしているグループさんほどやや単調にも思えて。
(異論はあると思いますし,繰り返しですがあくまであの場で聴いた個人的な感想です。)
一方のニアジョイの今回のセトリでは、甘々から王道から格好いい系まで幅広いセトリを作ってきましたし(ニアジョイちゃんだけが30分枠ということもあるでしょうが),この幅広さが個人的にはやっぱりいいよなとも思いました。
(そういう意味では今回もう一つのお目当てで言った透色ドロップのステージも楽曲の幅が広くて,そういうところが気になってきてるのかな?なんて思っています)
あと,1曲1曲の音源がとても複雑だとも感じました。
先日,好きで良く見ているCrahsさんのyoutubeチャンネルに,初恋シンデレラの作編曲をされた齋藤奏太さんが出られていて,背後の音1つ1つまでのこだわりについてお話しされていました。
あくまでぱっと聞いただけの感想で,「そうじゃないよ!」と言われることもあるかとは思うのですが,あの場で聞いた限りはそういった音の複雑さはニアジョイちゃんが頭一つ抜けていたような気がしました。
他のグループさんを楽しんだからこそわかる,イコノイジョイに対する思いや評価。
そういったものを感じられたことも今回参戦した収穫なのかななんてことも感じました。
追伸
あと,もう1つの収穫は…
特典会への参加の仕方が分かったこと。
今回生まれて初めて「特典会」なるものに参加しました。
もしかすると…
透色ドロップの鎌房祐衣さん(かまろん)…
推しになるのかも…笑