ニアジョイホールツアー2024 兵庫公演。
楽しかったです。
いや,楽しかったのはいつもなんですが,久々に感じた”あの感覚”があったんです。
今回はそれを少し書かせていただきます。
今回は昼公演も夜公演もよく似た座席で,昼1階24列,夜1階23列,ともに下手側。
福岡の3列目と比べてしまうともちろん遠いとも言えますが,最近はイコラブやノイミーの大箱を経験しているからか,もう充分。席に文句は一切ありません。
特に下手側は珠里依ちゃんのホームサイド。
少し距離はあるものの,目の前にいる珠里依ちゃんを愛でることができるこの位置はよかったです。
昼公演,掛け値なしに楽しかったです。
大好きな「初恋シンデレラ」を2回も聞け,新曲のC/W2曲もめちゃめちゃよかったですし,かっこいい系の曲のパートもやはり素晴らしかった。
ユニットブロックも福岡とは構成を変えてきて新鮮さもありましたし,「フラジール」「君夢」「ディスコ」の畳みかけでテンションはしっかりと上がりました。
なんなら連番したジーコさんが途中でエネルギー切れ(朝食,昼食を食べていなかったらしい笑)を起こすくらいパワフルなステージではありました。
ファンもさすがニアジョイオタク。
なんとなく昼公演・夜公演とあるときの昼公演ってあまり声が出ていないことってあるじゃないですか?
でもそんなことは全くなく,さすがにしっかりと声も出ていたと思います。
が,正直,夜公演は比べ物にならないくらいさらに楽しかったんです。
さて,冒頭に言った,久々の”あの感覚”。
それは今年のイコラブアリーナツアー,愛知公演夜公演で感じたもの。
楽しくて楽しくて,もう体が勝手に動き出して,コールをしながら涙が出るくらい楽しい。そんな感覚。
あの愛知公演。私は単番での参戦でした。
確かその時点で神戸,武蔵野の森での公演を終えた3か所目。
昼公演を終え,楽しかったなぁ。まだ今日もう一公演見れるんだという喜びを抱えながらの夜公演。
正直理由はよくわからないんですが,とにかく楽しくて楽しくて。
大きな箱ですし,メンバーが近くにいたわけではありません。
何かサプライズがあったり,今まで聞けなかった曲を聴けたというわけでもありません。
誤解を恐れずいうなれば,いつも聞く,イコラブのコンサートという意味では,何ら変わり映えのない1公演。
が,とにかく普段の不摂生がたたり贅肉のたっぷり付いた重い体がピョンピョンとはねてしまうような,いつも自信のない自分のコールがあっているかどうかなんて気にすることがなく自分の口から出るコールが止められないような,そんな感覚。
そしてとうとう「ヒロインズ」で楽しすぎて涙が出てきたんです。
こんなに楽しい時間があるのか?と思うくらいに。
いや,もちろんこれまでのニアジョイのライブもめちゃめちゃ楽しかったし,幸せだなぁって感じながら帰れましたよ。
でも今回はの夜公演は例の”あの感覚”がよみがえってきたんです。
本編後半の「ピーチティとピーチパイ」,「フラジール」,「君夢」。
もう楽しくて楽しくてきっと後ろの人は迷惑だったんだろうなと思うくらいに体が動いてしまう。
そしてラスト前の「体育館ディスコ」。
2Bでの珠里依コールをしながら,楽しすぎてやはり涙が出てきたんです。
やっぱり今回も「あぁ,こんなに楽しい時間ってあるんだ?」って思ったんですよね。
夜行バスで帰るのが惜しいいくらい。
この楽しさをお酒をともにしながら誰かと話し合いたいなって思う,そんな時間を過ごせました。
おそらく,ツアーということで,自分自身の体と感情がセトリに対してなじんできたということもあるかもしれません。
つまり,受け取る側の問題という可能性も否定はできません。
が,「超孤独ライオン」でのあおり1つをとっても,この夜公演に対するメンバーの気合いの入り方を感じました。
そして,すべてのパフォーマンス(特に中盤の祝祭から始まる格好いい系の曲のブロック)においてもあの素晴らしかった福岡からのさらなる上積みを感じることができました。
おそらくそれらが終盤に爆発しての”あの感覚”だったのではないかな?と思います。
さて,何が恐ろしいって,まだツアーは折り返したところということ。
来週の大阪,そしてファイナル幕張。
なんせ急成長中のニアジョイ。
後半はどのような公演を見せてくれるのか。
楽しみを超えて怖さすら感じる,そんなツアーです。