まだまだイコラブファンとしては新参者の,私のイコラブ初参戦は2年前の5周年コンサート。
次ツアーの現状でのファイナルの地である代々木第一体育館で初めてイコラブちゃんの生の姿を目にしました。
オープニングの「Be Selfish」。ライブバージョンのイントロとともにイコラブちゃんのシルエットが映し出され,歌いだしとともにデニム調の衣装を着たイコラブちゃんがライトに照らされる。
「あぁ,イコラブってホントにいるんだ」というわけ分からんことを思いながら涙が頬を伝ったことを今でも鮮明に覚えています。
そしてそれから1年, 6周年コンサート1曲目の「=LOVE」。
冒頭のソロ歌唱が終わり,センターステージでホッとしたようなキラキラ笑顔を見せてくれたひとみんが振り返るとステージ上にはやはり1列に並んだメンバーが。
ひとみんのソロ歌唱の素晴らしさと笑顔のかわいらしさ,メンバーの立ち姿の美しさと,そして5周年コンサートには無かったファンのMIXを聞きながら,「やっと本当にイコラブの“現場”に来れた気がする」と思い涙が頬を伝いました。
そしてそして,それから1年。
その間(自分としては)たくさんのイコラブ現場に行かせてもらい,そして周年コンサートがとてつもなく楽しいものであるとインプットされ,当日の新幹線では6周年コンサートの音源を聞きながら,もう上がりに上がったハードル。
7周年コンサートの1曲目は「絶対アイドル辞めないで」。
舞香ちゃんの歌いだしが始まっても舞台上にはメンバーの姿が見えず,少し「??」となるやいなや,ステージ中央のかぼちゃの馬車の形をしたモニターが上下に割れます。
絶対アイドル辞めないで(ずっと)
輝いてる君を見たい
もう ずっとずっとずっと
ステージにいて
そこにはこの歌詞を歌いながら,やはり横一列に並んだメンバーの姿が。
神々しく輝く10人のメンバー。
いやもうその歌詞の通りなのよ!などと思いつつ,そして過去2回を上回る涙が流れ出ます。
このオープニングだけで,すでに私の上りに上がったハードルを越えてきてくれてました。
そしてこのあとも,5周年より6周年,6周年より7周年と,常に過去最高をたたき出して,上回ってくれるイコラブちゃん。
今回の周年をキーワード的に表すならまず1つ目は「上回る」ではないかと思い,少しブログを進めたいと思います。
上回ると言えば,ライブの演奏。
まずはもう皆さん様々なところで書かれているように中盤の“イコラブ名曲音楽館”でのストリングス部隊,そしてその後のビッグバンド部隊の演出でしょう。
6周年コンサートでは前半にストリングスとの共演,そして中終盤にバンドとの共演という演出がありました。
イコラブに限らず,ノイミーちゃんでもバンドの演出は要所要所で取り入れられてきており,大きなコンサートでの楽しみの1つと言ってもいいでしょう。
それに加えて昨年の6周年ではオーケストラとの共演までみせてもらい,「もうこれ以上はないだろう。いや,というか,出来れば7周年でもオーケストラとかバンドとか見れたら御の字だよ」くらいに思っていたら…金管楽器まで。
いや,さすがにもうこれ以上はないですよね?8周年どうするの?笑
終わってから連番仲間たちと飲みながらの話でも,みなさんやはりこのブロックの印象は強く残っていました。特に印象に残っている曲をいくつか挙げると。
「The 5th」のストリングスとの相性は本当に素晴らしかった。大人のクリスマスがテーマであろうこの曲の世界観と,ストリングスの伸びやかな音がとてもマッチしていて。
そして感覚的には久々のセトリ入り「イコラブ沼」のラッパとの相性。これもまた最高でした。音楽に詳しいわけではないのですが,「スカ」っていうんでしょうか?裏拍を強調するような曲調と金管楽器との相性がやはりぴったりで,体が動き出すような感覚。
サビの手を上下させる動きが楽しくて楽しくて。
さらには「君と私の歌」。メンバーがラッパ隊の皆さんと花道を練り歩く姿がとても可愛かったです。
あのBメロで歌うメンバーのあとを追う形でメンバー名をコールするのってこれまでもありました?
あれすっごい楽しかったので,定番化したらいいのになって思います。
そしてそしてもはや無くてはならない定番曲「青サブ」。
バンド,ストリングス,ラッパ,一体となった演奏はまさにONLY ONEのもの。そしてこの演奏に負けないイコラブちゃんたちの歌唱力も本当に素晴らしい。
推しのひいき目全開で言うならば,今のアイドル界でこれをバックに歌えるグループはイコラブちゃんしかいないって思います。
いや,このブロックは本当に秀逸で,早く円盤でもう1度,いや,2度,いや一晩中でも見たいところです。
もう一つ「上回る」でいうと特効や映像の演出も過去のコンサートでは見られない仕掛けがたくさん。
「わたし,魔法使い」の曲中,みりにゃのセリフ(コメント)のあとに銀テープが10連で発射されるという演出がありました。
あとは初日の「24/7」で(それ以外も何曲かで見られましたが)レーザーを使った演出もありましたし,2日目の本編ラストで,メンバーの姿がカボチャ型のモニターに消えていった後も,10本の光の柱が映し出されるという演出がありました。
どの演出にもいえることなんですが,その豪華さや格好良さだけではなく,今回のステージに“必要”な演出だったなと思えるところがすごいなと。
例えば,銀テープ10連発は,見た目の豪華さももちろんあるんですが,その「パン パン パン …」という音も曲に合わせるような形だったのがさすがだなって思ってみていました。
レーザーの演出も,モニターを使った光の演出も,今回の周年コンサートの世界観をともに作り上げるもの。
一昨日のブログにて私はこう書きだしました。
これまでライブに行くたびに「最高,最高」と言ってきたことを今後悔しています。
だって,今回の7周年コンサートこそが本当の「最高」のコンサートだったから。
でも実はこう書いたことすらすでに後悔しているんです。
だって,イコラブちゃんのライブには,まだまだきっと上があるから。
結局,ライブが終わって,仲間とビールを飲みながら,「今日のコンサートは過去イチよかった」と言い続けるような気がします。
だって今までがずっとそうなんだから。