ニアジョイの2ndシングル『初恋シンデレラ』MVが公開されましたね。

 

初めて聞いた時の印象は,自分としてはあまり引っ掛かりの無い曲というものでした。

いや,これは別にそれがいいとか悪いとかじゃないんです。とってもいい曲だし,何なら好きな曲。

でも,最初から最後までがスルスルっと流れていくような感覚があったんです。

 

ただ,何度も何度も聞いているうちに,あぁ,今のニアジョイちゃんだからこそ歌える,素直でストレートな楽曲なんだなと思いました。

歌詞も初恋の青くさい感情をストレートに表現しているもの。

あっ,「青くさい」ってのは,悪い意味ではないですよ。

きっと多くの人が通ってきたであろう,今のこの恋愛がこの世のすべてで,ただ「好き」という感情だけに突き動かされ,何でもできそうな気がする。

そんなあの頃の気持ち。

 

 

こうやってニアジョイを応援していることで,初老を超えたおじさんが甘酸っぱい気持ちを思い出せるのって,なんかいいなぁって思いながら聞いていました。

(周りには気持ち悪がられるかもしれませんが笑)

 

 

いや,逆に2番の歌詞なんて,中・高と男子校に通っていた自分からするともうあこがれの世界過ぎるんですよね。

本当にこんな生活を送っていた人がいるんでしょうか?

こんな生活を送ってた人はユニコーンとかドラゴンとかと同じ空想上の生き物なんじゃないかと思うくらい笑

 

でも今日,通勤の車内でリピートして聞きながら,ふと思ったんです。

2番のこの歌詞って,オタクとアイドルに置き換えても成り立つのかな?って。

いや,別に「今日から君は恋人」ってところでガチ恋してますとか,そういうことではありませんよ。

 

ライブの時にレスに歓喜し(「バレないように 2人目配せしよう」)

SNSの更新を心待ちにし(「SNS更新は 君の香りを纏って」)

恋のような愛のようなでもそちらとも違うような感情で(「恋の先 愛の先 まだ見えないけど」)

限られているであろう推せるこの時間に感謝し(「今 君を想ってる 時間がすべてだ」)

推しの前では少し格好つけて(「何があったって 君のヒーローでいたい」)

MVや舞台の何処にいても探し出し(「ガラスの靴残しても 必ず探し出す」)

そして,たとえこの時間が永遠でなくても,大切に思う(午前0時過ぎたって 僕のプリンセスだずっと)

 

なんて。

絶対アイドル辞めないでを聞きすぎた弊害が出ているでしょうか?笑

 

 

さて,今回のMV,推しの珠里依ちゃんについて語るとすれば,まずは「相変わらず可愛い♡」でしょうか?笑

いや,推しですからね,いつでもかわいいわけですよ。

でもそれを度外視(はできませんが)しても,とてもいい表情するよなぁってところ。

特に,一人の演技シーンとかリップシーンの表情が上手だなぁって。

 

 

少し贅沢な感情としては,もっと珠里依ちゃんの歌唱パート多くても良かったんじゃない?なんて気持ちも正直あります。

でも,これについてもがっかりとか,残念とかいうより,珠里依ちゃんをこの使い方して曲全体が構成できるニアジョイのすごさを改めて感じたわけです。

 

私,Shoowroomなどで珠里依ちゃんの歌を聞いていつも,高音がキレイだなって思ってたんです。

普段のお話しする声はどちらかというと低めになるのかな?でも,歌っているときに裏声を含めた高音がとてもきれいで大好きなんです。

その珠里依ちゃんを,今回の曲ではCメロとかラストのフェイクといった,高音のパートで使うあたり,さすがだなと。

珠里依ちゃんくらいの歌唱力があるメンバーをそういったピンポイントで使っても大丈夫なくらいニアジョイには歌えるメンバーがたくさんいる。

珠里依ちゃん(今回の曲で言えば愛美ちゃんなんかもそうかもしれません)を贅沢に使ってるな~という印象でした。

 

珠里依ちゃんの歌唱パートが少ないことは,ニアジョイのすごさの裏返し。

そしてこれからの珠里依ちゃんの伸びしろ!

なんかもうそれだけでワクワクします♪

 

まだまだ2nd期間は始まったところ。

曲とともに思い出も作って,行くことを心に誓ったMV公開日でした。