週末はどうも自分の時間が取れず,2日あいての前回からの続きです。

 

前回ご紹介したぬくぬくさんの記事でも触れられていますが,今作「呪って呪って」は多くのパートがソロ歌唱でつながれていっています。

これまでもイコラブの楽曲ではソロでつなぐ形はたくさんありましたが,今作は特に印象的でした。

 

私がよく視聴しているyoutubeチャンネルに「才雅-さいが-」さんのチャンネルがあります。

ボイストレーナーの才雅さんという方が2022年冬のテレ東音楽祭にて生歌を披露しているイコラブちゃんに興味を持ってくださって,その後もことあるごとに取り上げていただいているチャンネルです。

その才雅さんも今作のMVを視聴され,その技術と完成度の高さに驚かれていました。

そして「これまでよりも野口さん,佐々木さんがとびぬけて聞こえることなく,みんな上手だった」おいうようなことをおっしゃってました。

 

(6:02頃より今作の感想を述べられています。)

 

まさに,ツアー初日に現地で聞いていても全く同じことを思ったんですよね。

そしてそれはなんでなんだろうか?と昼公演を終えて夜公演までの間に考えていました。

その1つの結論が,花菜ちゃんの歌唱力でした。

前作のラストノートでもさなつんとのハモリをまかされるなど,おそらく地道な努力で歌唱力もぐんぐん上がってきていたんだとは思います。

今作での花菜ちゃんの歌唱も本当に素晴らしく,個人的には,いかりんぐやさなつんといったいわゆる歌唱メンの一員といってもいいんじゃないかなと思えるくらいに感じました。

 

元来歌唱力でグループを引っ張っていたいかりんぐとさなつん,そしてデビューからセンターをつとめていたひとみんに加え,前作センターでソロ曲も持つ樹愛羅ちゃん,そこに花菜ちゃんまでがこの歌唱力ということになれば,過半数が歌唱メンであるグループとなります。

そしてそこにそれぞれの声が特徴的な莉沙ちゃん,杏ちゃん,みりにゃ,しょこちゃんが曲の世界観を作るために必要不可欠なアクセントになる。

いわゆる適材適所で,楽曲として必要な場所に必要な人を配置できる強みを持つグループですよね。

 

さすが常に過去最高を更新してくれるグループだなと思わせる今作の2人目の輝きは花菜ちゃんだと思った所以です。

 

 

3人目は,ひとみん。

もうこれも多くのイコラブファンがおっしゃっていることですので,もう私が何か言うことはないのかもしれませんが,最近のひとみん輝きは本当に素晴らしいと思っています。

 

個人的にひとみんの好きなところが,その「姿勢」です。

姿勢といっても,物事に取り組む姿勢とかそういうことではなく(それももちろんですが笑),もっと単純に立ち姿,ダンス姿の外見的な「姿勢」が大好きなんです。

今回のMVの中で1:30頃の2番のAメロに入ったところで,腰に手を当てて体を右に傾ける振付けがあるんですが,個人的にはその姿がとっても大好きで,そこがくるのを楽しみにMVを鑑賞しています。

(そのバックに流れる花菜ちゃんの歌唱も素晴らしいですよね!)

MVでは一瞬しか映らないのでぜひ次の武蔵野でしっかりと目に焼き付けたいなと思っているんですが。

こういう一瞬のポーズの時にひとみんの姿勢の良さが映えるなと思いませんか?

 

さらにもう一つ。

2サビのひとみんのソロパート。ひとみんの声ってパーンとはじける感じがして,そこまで間奏から2番のAメロ,Bメロとたまってきたうずうずした感覚が一気に外に向かってぶつけられるような。

これはあくまで個人的な印象ですが,1サビの衣織さんのソロも,外に一気に外に広がっていく感じはあるんだけど,まだ中にもグッとたまっているような,そしてそれが2サビのひとみんでパーンと始めるような。

同じサビでも,メンバーが変わるだけで何となく色を変えることができるのがイコラブの強み,そして,この衣織さんとひとみんの対比って私大好きなんです。

私がイコラブ楽曲の中でベスト5を挙げろと言われれば必ず入るであろう「だからとて」でもラスサビでひとみんがセンターになりソロパートがあります。

これもその前の落ちサビの情感たっぷりの衣織さんの歌唱から一気に解放されるようなひとみんの声につながるところ。

うまく表現できないんですけど,“来た来た~!!”という感じ。

 

そしてここ最近,元来持つかわいらしさと華やかさに加え,美しさにも磨きがかかってきたひとみん。

次にあの場所に帰ってきたとしてもそれは時計を逆回転させたのではなく,確実に時が進んだ結果として誰もが納得するのではないでしょうか。

なんかそんな期待をも持ってしまう今作のひとみんの姿でした。

 

 

あぁ,とにかく次またこの歌を歌って踊るイコラブちゃん全員の姿を見るのが楽しみだ。

ま,結論はそれにつきます。