イコラブのライブを見終えての感想。

 

可愛かったな~。

格好よかったな~。

歌うまかったな~。

ダンスうまかったな~。

あの曲聞けて良かったな~。

あの曲も聞きたかったな~。 …etc.

 

いろいろあると思うんです。

上に書いたのはすべて私が実際に思ったこと。

でも,全部ひっくるめると,こうなります。

 

「イコラブのライブ強えぇ~」。

 

最近の若者は「すごい」という意で「強い」という言葉を使うというネット記事を読んだことがあります。

私自身は,かなりのおじさんではありますので,若者言葉に対して無理についていくようなことは考えてはいませんが,特に否定的にも考えていません。

同じ「すごい」の意の「ヤバい」や,肯定の意味での「全然」(これはかの夏目漱石も使ってたということですが)なんかも,使うかどうかは別として特に違和感を感じることもありません。

 

さてこの「強い」。イコラブのライブを見ていて,少し若者たちが使う意味が分かった気がするんです。

イコラブのライブは「すご」くて「強い」んです。

 

 

その源泉はというと,やはり何よりもメンバーがライブを心から楽しんでいることではないでしょうか。

ライブ後の反省会でも先輩ブロガーの皆さんからもその話題が出ていました。

「イコラブちゃんたちは本当にライブが好きなんだね。それが伝わってくるよね。」と。

私たちを楽しませてくれると同時にメンバーも楽しんでいる。

そういえばちょうど昨日,舞香ちゃんが出演したラジオにて,「ライブでは夢を与えたい」と語っていました。そういう意味では,これも「夢」なのかもしれません。

私が単に「イコラブちゃんもライブが楽しそう」って思う「夢」を見ているだけかもしれませんが,多くの人にその「夢」を見せているのであればそれはもう「夢」ではなくて「現実」。

イコラブちゃんの「ライブ楽しい」が伝わってきて,ファンが「ライブ楽しい」となっていれば,それは「夢」かどうかなんてどうでもいいことですよね。

 

 

そして,もう1つイコラブちゃんのライブの「強さ」を感じるのはやはりメンバーの生の声が聴けること。

もちろん,歌のうまさというのは根底にはあるし,だからこそ生の声が聴けるライブになっているというのはあると思うんです。

が,うまいかどうかとは別に,ライブを単なる「パッケージ」ではなく「生もの」にしてくれているなと。

例えば昼・夜ともにやった「ナツマトペ」。

前曲の「ドライブ デート 都内」からの流れを受け,ステージ上にいかりんぐの2人を残して後のメンバーがバギーにのりドライブをしながら歌うという演出でした。

昼公演では残されたいかりんぐのバギーメンバーの準備が整うまでつなぎが多少長くなり,少し間延びすると感じたのか,夜公演ではバギー登場の前にいかりんぐが歌い始め,つなぎ時間を短くするという修正が行われました。

また,夜公演アンコールにて行われた花菜ちゃんの生誕パーティー(?)。

ニアジョイのスイートシックスティーンを歌い始めたのですが,花菜ちゃんが「♪ 今日はワタクシのsweet sixteenパーティー~ ♪」と歌った直後に止められ,「♪ sweet twentyfourパーティー~♪」にするよう注意されるという一幕がありました。

こういうのってやっぱりメンバーの生の声だからこそできることですよね。

 

「♪招待状は授業中に回します♪」。きちんと振り返って渡すニアジョイちゃんに比べて,オーバーヘッドで渡すガサツなスタイルの長女達笑

(カメコさんすみません。あまりに楽しそうな画像だったので画像お借りしました。)

 

どれだけ大きなハコになって,ステージから遠い席になったとしても,この生の声を聴くためならやっぱりライブに行きたいなと思わせてくれる。

(いや,お前小さいハコの時現場に出てないから知らんやろって言われたらぐうの音も出ませんが,ま,その時を知っている方への強がりだと思って聞き流してください)

それがイコラブちゃんのライブの「強さ」なんだろうなと感じた兵庫公演でした。