現場経験の浅い私にとって,ライブの楽しみ方というのはまだ確立できていない側面があります。
例えばコール。
在宅ファンとして知識ばっかりが大きくなっていき,いざ実際にコールをするとなると細かいことがよくわからなくて…。
(例えば,Aメロ2回目の「超絶かわいい…」は現場で聞くとなんとなくみんなの声が聞こえなくて,果たしてこれは言っていいのかな?とか,Bメロのメンバー名のコールは4回目までで終わるのかな?それとも5回目以降もするのかな?曲によるのかな?とか…)
とはいえやはり,現場に出てミックスやコールをすることは日に日に楽しくなってきていて,私にとってのライブの楽しみの1つです。
あとは,メンバーがやっぱり求めてくれているってのもいいですよね。
多分コールなんかせずにゆっくりと聞かせてほしいというファンもいると思うんです。そして,それはそれで至極まっとうなことだとも思います。
でもやっぱり推しから「声を聞かせて!」といわれると,張り切っちゃいますよね?
いや,本当に楽しかったです。
一方でイコラブのライブでは,コールを求められないパートがありますよね。
今回の神戸公演でいえば例えば,KiaraTiara→Poison→手遅れ→あのコン→ラストノート→狂想カタストロフィ(→呪って呪って)のパートです。
ややダーク系だったり,ダンスナンバーだったりといった,魅せる,聞かせる系の楽曲のパートですが,個人的にはイコラブちゃんのライブの醍醐味だと思うんです。
前もって言っておくと,個人の趣味としては明るくてポップな曲調が好きです。
みんな大好き青サブも大好きですし,夏祭りもしかり。最近だとナツマトペもすごく好きです。(さらに言えばエモい系のだからとてやラブクリエイトなんかが一番好きではある)
例えば移動中などに聞くときには,先ほどのKiara Tiara~カタストロフィの曲を聴くことは実はほとんどないんです。
が,ライブとなると話は別。イコラブちゃんのこれらの曲の渾身のパフォーマンスを見たいという思いが強く,今回もしっかりと見せてもらいました。
これらの曲に関しては,今回ライブ後の反省会(飲み会)もご一緒させていただいた先輩ブロガーのいとぱんさんが「愛をうたう」を切り口に書かれています。
正直,そういう視点は私自身はあまりなかったので,なるほどなと思いながら読ませていただいたんですが,思い返せば「確かに…」と。
ただ私も,おそらくこのいとぱんさんの感覚と似たようなものを感じていたんです。
それは,このブロック,ペンライトを振ることを忘れている瞬間が何度かあったことなんです。
そしてペンライトを持っていない左手をぎゅっと握りしめていた瞬間に何度か気づいたことです。
落ちサビになり,ケチャをするタイミングになってふとペンライトを持った手がだらんと下がっていることに気づいた瞬間。
左手の爪が手のひらに食い込むような感覚で手を握りしめていたことに気づいた瞬間。
おそらくその世界に入り込んでいたんだと思うんですよね。
少し大げさに言えばイコラブちゃんの「悲恋」を歌う姿に,魂を吸い取られていたような,そんな時間を過ごしていたんだと思います。
恋や夢ではなく愛をうたうイコラブ。
コールで沸いて,聞かされ魅せられて,タオル回して,ジャンプして。
そりゃ,イコラブのライブは疲れるわけだ笑
心身ともにしっかりとした疲労感を感じること。
今の私にとってはこれがイコラブちゃんのライブの正しい楽しみ方だと思っています。
まだあと6公演。
体と心は持つのかな?笑
とてつもない楽しみをもらえていることに感謝感謝ですね。