昨日より体調を崩しております。
コンサート終わりからのどに違和感がありましたが,それは明らかに大声ではしゃぎすぎたから。
ただ,昨日からは同じのどの違和感でも少し違う感じでして。
熱はほとんどないものの,鼻水もズルズル,軽い頭痛。風邪ですね
ここでも思うことは,先週じゃなくてよかったってこと。
6周年コンサートに万全の状態で参加できて本当に良かったと繰り返し思いつつ,おとなしくしておこうと思います(仕事はありますが)。
さて,SSAで初披露された15thシングル表題曲“ラストノートしか知らない”。
樹愛羅ちゃん,いや,樹愛羅様の初の表題曲センター。
ここ最近の活躍を見れば納得のセンター起用。
センター樹愛羅ちゃんの脇をいかりんぐが固めるという鉄壁の布陣で,曲調も相まって樹愛羅ちゃんをお姉さんたちが守っているという雰囲気がとてもイコラブらしくて好きです。
私個人的には,センターにいかりんぐを持ってこない布陣が大好きなんです。
いや,いかりんぐがセンターにふさわしくないとか,センターに来てほしくないとかそういうことを言ってるんじゃないですよ。
そうではなくて,イコラブの中でも歌やダンスの総合力という点ではトップといってもいい2人を脇に置くことでイコラブの層の厚さを見せつけることができると思うんですよね。
歌番組なんかで初めて見た人たちに「なんでこの子たちがセンターじゃないの?」と思わせたいというか。
そういうコメントなんかに対して,「フッフッフッ,イコラブのセンターってのは表面的なうまさでは決まらないんだよ!」なんて言いたいというか…笑
さらには歌割という点でも,どうしてもセンターは曲の頭を歌わなければならないというある種の制約がありますよね。センター以外ポジションにいることによって,本当にいかりんぐの二人を歌割の適材適所に配置できるような気がして。
加えて,杏ちゃんのShowroomでも言ってましたが,いかりんぐの二人は一緒に歌う相手に合わせた歌い方ができるんですよね。一緒に歌う相手もそうですし,曲調によってもいろんな歌い分けができる二人は,センターによってカラーが決まった曲の中でも存分に力を発揮してくれる。
それでいえばさなつんも同じように,一昔前のサッカーでいうリベロのような役割を果たしてくれていますよね。
そういう意味でも,いかりんぐが敢えてセンターでないというこの布陣がとても大好きなんです。
(とはいえ,いかりんぐがセンターをつとめるビーセルやトリガー,ナツマトペも大好きという矛盾笑)
さて,今回の“ラストノートしか知らない”。
最初に聞いたとき,恥ずかしながら香水の知識もなく,“最後のノートブック?”ってなってました。
なんかLastとかって卒業とか終わりとかを意識してやだなってレベルの勘違い。
初日夜の杏zooの「しんりくかい」でもそんな話をしたなと,今となっては少し恥ずかしい笑
というくらい,現場,特に初日は歌詞の中身はあまりわからないまま聞いていましたが,
印象に残ったのが歌声の重なり。
昨日のブログにも書いたように,イコラブの強みはその個性的な歌声だと思っています。
それが本当に複雑なコーラスラインで丁寧に上塗りされ,きれいに仕上げられている。
水彩画ではなく油絵のような出来上がりに感動しました。
そしてその中心には,樹愛羅ちゃんが。
どうかこのまま穢れを知らないで欲しいという願いもむなしく,幸せになれない恋へと進んでいく樹愛羅ちゃんがいました。
舞香ちゃんが,衣織さんが,さなつんが,ひとみんが…。センター樹愛羅ちゃんの作る世界の中で躍動し,より複雑な世界を作り上げていく。
あのコンやトリガー,Poisonや祝祭なんかもそうでしょうか?
イコラブの楽曲には物語があり1曲が終わると1つの演劇を見終わったかのような満足感が得られます。
また1つ,イコラブが作る新しい物語の世界を見せてもらうことができました。
そして,樹愛羅ちゃんの涙。
センターとはやはりそれほどの重圧があるものなんだなと。
ファンには到底理解できないものだとは思います。
でもファンにしかできないこともあると思います。
杏ちゃんは言ってくれました。樹愛羅をお姉さんたちが守ると。
だったら我々もできることで樹愛羅ちゃんを支え,守っていかないと。
そんなことを思った15th表題曲披露でした。