大阪のスぺライの感想をもう一つ。

ずっと書こうかどうしようか悩みながら時間がたってしまいました。

 

いろいろな媒体でイコラブちゃんたちの活躍を発信される方がいらっしゃいますが,私はその中でも「ブログ」という媒体で発信されている方が大好きです。

しっかりとした文章で出来事を伝える。TwitterやInstagramとは違い,…そうですね,いわば「人となり」が出る媒体だと思っています。

そういう大好きな媒体だからこそ,自身でも自分の気持ちをブログで残しておこうかなとも思ったわけで。

 

そんな中でも,自身が読むときに少し複雑な気持ちになるのが誰かと誰かを「比べる」ような論調のもの。それが悪いとか,良くないとかそういうことではなく,明言はしていなくともその背後にある「優劣」のようなものが見えることが私は好きではなく。

ただ,本日書こうとしているのはそんな「比べる」内容。自身の心の記録としての位置づけとはいえ,公開してしまうと自身の思いと矛盾するような気がして…書かないでおこうかなとも思ったのですが,それでもやっぱり思いは記録しておきたい。

そんな思いで書きたいと思います。

最初に断っておきますが,書きたいのは「優劣」でもなければ「好き嫌い」でもない,いうなれば(あまり好きな言葉ではないのですが)「多様性」。この点だけ初めにエクスキューズさせていただいておきます。

 

 

さて,大阪スぺライで印象に残ったもの,それは衣織さんの歌声でした。

私は自称杏zoo寄りの箱推し。さらに衣織さんの歌声が素晴らしいのは既知の事実。

何をいまさらという感じですよね?

 

イコラブ,ノイミー,そしてニアジョイちゃんにはたくさんの歌姫がいます。

イコラブでいえば現在多くの曲でセンターを務める舞香ちゃん。ソロコンサートを開くなどもはやアイドルの枠を終えたアーティストと言ってもいいであろうさなつん。

ノイミーではこれまで不動のセンターとして活躍しているなんかちゃんや,その歌唱力はイコラブメンバーですら全員認めるであろうももきゅん。

ニアジョイちゃんには,孤独ライオンでハモリパートを3組作れるくらいの歌唱メンバーがいますし,イコノイにもまだまだ俗にいう歌唱メンはいます。

 

そんな中でも,今回のスぺライでは衣織さんの歌声がとても印象的で,目で杏ちゃんを追いかけていても耳では衣織さんの歌声を探しているそんなライブだったんです。

衣織さんの歌声の魅力って何だろうか?そんなことを考えた帰りの車内だったのです。

 

(ここからは完全に主観的なものです。異論は大いに認めます。)

舞香ちゃんの歌の特徴は何といってもその安定感と通る声。自信でも音程は外さない方と言っていたり,全員歌唱のフレーズでもパッと聞き取れる歌声。

さなつんの特徴はその声の表情。CDで聴いていても,こんな表情で歌ってるんだろうなってのが伝わってくるくらい,声に表情が表れています。

なんかちゃんの特徴は,パワフルさと素直さ。曲が伝えたい感情がストレートに飛んできて,体の外側から通り抜けて体の内側を掴まれているような,そんな歌声。

ももきゅんの特徴はそのテクニック。ビブラートやシャクリ,そして鼻母音を使ったりなど,細かいテクニックをちりばめた圧倒的な歌唱テクニック(私は素人ですので,素人がそう感じるという意味です)が印象的です。

 

では衣織さんは?

例えば上で書いた4人の特徴が衣織さんの特徴なのかと考えるとそうではないような気がしています。

もちろん,衣織さんの歌のうまさは感じてるんですよ。舞香ちゃんのように安定していますし,憑依型と言われる感情表現も素晴らしいでしょう。パワフルな歌声ですし,テクニカルでもある。でもきっと私が惹かれたのはそういう部分ではないと思うんです。

 

で,じっくりと帰りの車内で考えました。

私なりの結論。衣織さんの歌声の特徴って「儚さ」じゃないかなと。

私はその「儚さ」に惹かれているんじゃないかなと。

 

少し長くなってしまったので,この続きは次回にしたいと思います。

 

(続)