先日なーたんの卒コンの当落が発表されてましたよね?
私は自称杏zoo寄りの箱推しですし,現場歴もほとんどなく,是非これまでのイコラブの活動を支えてきた皆さん,そして何よりもなーたんファンの皆さんになーたんの背中を押してもらいたくて応募もしていませんでした。
ま,応募したところで当たることは難しいでしょうし,私一人がそんなことを思ったところで大勢に影響なしでしょうが,この辺は気持ちの問題ということで。
現在日々ブログを書かせてもらっているノイミー全国ツアー2022では,ノイミーちゃんがイコラブのカバーをするパートがあるんです。
私が見に行った大阪公演ではカバーは「青春サブリミナル」でした。
まずはそのパフォーマンスについて。
いや,本当に素晴らしかったです。
ニアジョイちゃんのドキュメンタリーの中で,CRE8BOYさんが,「手遅れcaution」について,「いろいろなアイドルがこの曲をやっているのをみてきたけど,やらなければいいのにと思うことがほとんどだ」とおっしゃってました。その心は「イコラブ以上にこの曲を表現している人たちがいない」からだと。カバーの難しさについて気付かされたシーンでした。
今回のノイミーちゃんの「青春サブリミナル」。
少し乱暴な言い方ですが,イコラブを超えてきたなと。
いや,超えるというと優劣のように聞こえるので言い換えれば,イコラブでは見られない青春サブリミナルを見ることができたなと感じました。
私は,なんかちゃんの歌声に,「私はここにいるよ!」「私たちをもっと知って!」という心の底からのパワーを感じています。そのパワーがこの曲に乗ることで,「強い青春」を感じることができたんです。本当に鳥肌が立つ状況でした。
これは,イコラブの「優しく,温かい青春」とどちらが正解だとかどちらがいいとかではなく,別の素晴らしさを体験することができたことに本当に感動でした。
そして,別の側面から。
この曲は,ひとみんが休養から復帰したシングルですよね。デビュー以来センターを務めてきたひとみんが休養するという逆境に負けず,メンバー一人一人が成長し,センターの帰還を経てイコラブの新たな章が始まるとワクワクしたシングルではないでしょうか。
そして,結果的に最後の「12人」でのシングルともなりました。
王道アイドルソングという曲調も相まって,イコラブのファンにおいては大切で大好きな曲という方も多いのではないでしょうか。
(ま,イコラブの場合はなんやかんや理由をつけてどの曲も大切で大好きな曲になっちゃうんですが笑)
そして,年明けになーたんの卒業を控え…。
自分,「雲が動き Ah そこからほら 光芒走る」の時のリップシーンのなーたんがめちゃめちゃ好きなんですよね。いつものツインテールではなくおろした髪がプールで濡れた感じがすこし色っぽくもあるこのシーンが,この曲のMVで一番印象に残っているシーンでもあるんです。
そんな中で聴いたノイミーちゃんの「青春サブリミナル」。
どういう感情かよくわからないんですが,涙が頬を伝いました。
ノイミーちゃんのパフォーマンスが素晴らしかったという感動もあったでしょう。
なんかちゃんをはじめとしたノイミーの各々の「強い青春」を歌う声に心が動かされたということもあったでしょう。
でもたぶん…一番大きかったのは…なーたんがいなくなるイコラブへの寂しさだったのかなと。
以前に連日投稿していた時期は5周年コンサートの衝撃から自身が立ち直るまでの心の動きを記録したいという思いで書いていました。
その中で,しっかりと自分の心を整理し,イコラブを応援していく覚悟を持つことができました。
もちろんその覚悟は今も変わりません。
ですが,やはり寂しさまでは整理できなかったようです。
でもこれに気づくことは決して後ろ向きなことではなく,たぶん前を向くために必要なことだったんだろうなと思います。
隠れていた(隠していた?)自分の気持ちをあらわにし,でもそれを癒してくれた。
最高の「青春サブリミナル」でした。
そして,イコラブちゃんに会いたい。
そう思ったノイミーちゃんの大阪公演でした。