5周年コンサート,アンコールラスト前。

静かにその時はやってきました。エースの卒業。

 

まずはこの時の思いを正直に並べてみようと思います。

これを目にされて,特になーたんを推している方は嫌な思いをするかもしれません。

最初に言っておきますが,今はなーたん個人に対して,これからも頑張ってほしいし応援したいと心から思っています。あくまで当時の,その時の心の動きです。

 

① なーたんを応援する思い

今から考えても意外だったのですが,卒業を聞きその場で最初に思ったのは,「卒業してもなーたんなら大丈夫!きっとうまくいく!」ということでした。

周りではお通夜のような雰囲気が流れ,すすり泣く声も聞こえてくる中,いかにも優等生な感情が沸いていたのは不思議ですが,事実でした。

 

いや,決して私は人間ができてるでしょ?応援ってのはこういうものでしょ?みたいなことではないんです。

(この後の思いを見てもらえればそんなできた人間じゃないことはわかってもらえるかと...)

でもなぜか最後の"866"のイントロが始まり,最初にしたことはペンライトをそれまでの「黄色と青(杏ちゃんのカラー)」を2本とも「ピンク(なーたんのカラー)」に変えることでした。

 

 

② メンバーへの心配

"866"を聞きながら,最初はなーたんを目で追っていたものの,次々とメンバーの歌声が涙声になっていく様子を見て,次にわいてきた感情は「メンバーは大丈夫かな?これから今までのように活動を続けられるのかな?卒業の連鎖にならないかな?」といったメンバーのメンタルに関する心配,そしてメンバーの今後に対する心配でした。

 

皆が泣いている中,推しの杏ちゃんも当然涙が...。

歌唱中,花菜ちゃんがそっと杏ちゃんの手を握ってくれたのが救いでした。

 

 

③ なーたんへの怒り

杏ちゃんが泣いている姿を見て,「今回のアニバーサリーブックでの莉乃ちゃんのインタビューにあった,『杏奈を泣かせてはいけない』が守れてないじゃないか!なーたんは順調に演技の仕事が来ているから卒業してもやっていけるかもしれないけど,それってイコラブを捨てるってことじゃない?イコラブを裏切ってしまうことじゃないの?」という感情が沸いてきました。

 

最初の「なーたんなら大丈夫」という気持ちを進めていくと,「じゃぁイコラブは?」となり,このような感情になったのではないかな?と。

 

...今から考えると本当に酷い考えですよね?心から反省してます。

あくまで自分の気持ちを整理するためですので,正直なものを書かせていただきます。

お気を悪くされたらごめんなさい。

 

 

④ なーたんへの心配

しかしその後すぐに,「そういえば,卒業発表で『私がいることで嫌な気持ちにさせたこともあるかもしれません』って言ってたけどあれは何?卒業せざるを得なくなるようなことが何かあったの?」といった,なーたんの気持ちに対する心配が出てきました。

 

記憶では確かこのあたりで”866”が終わり,メンバーの挨拶をぼーっと眺めていた気がします。

そしてここからは帰り路での気持ちです。

 

 

④ イコラブへの怒り

運営を含めた総体としてのイコラブに対して,「笑顔のレシピで『目標は東京ドーム』っていったのは何?本気じゃなかったの?本気だったら卒業を認めるのは今じゃないでしょ?」と。「もうイコラブは本気じゃないんだ。イコラブは「国民的アイドル」になることをあきらめたんだ」と。

 

これもまた酷すぎますよね。本気で頑張っているメンバーに対してなんてことを思ったんでしょうか。

「見えてるものがすべてじゃない」

アイドルを応援する際の注意事項のイロハのイができていない自分に,今となってはがっかりです。

でもこれもまた事実です。

 

 

⑤ イコラブの喪失感

帰りの新幹線に滑り込み,猛スピードで流れる車窓を見ながら,「もう自分の好きなイコラブはなくなるんだな。現場デビューにして,イコラブの終わりを見てしまったのかもしれないな」と。今の11人のイコラブが大好きで,1人でも欠けたイコラブはイコラブではなく,もう終わってしまうんだと。そう感じていたんだろうなと思います。

 

舞香ちゃんいっていた「(12は)呪いの数字」。まさにその呪いにかかっていたんだと思います。

 

 

さて,ここまでが帰りの新幹線に乗るまで,時刻にすると21:30頃までの気持ちの動きです。

本当に酷いもので,今読み返すと自分が本当に嫌になります。

でもこれがこのブログをスタートさせた,源流となる正直な気持ちでした。

 

 

しかし,こんな真っ黒なこの感情を少しづつ浄化させてくれたのが,当日に配信してくれた杏ちゃんのShowroomでした。

杏ちゃんのShowroomを見てからの感情の動きについては,次回に続けたいと思います。