さて、続いては第2試合のレポートです。

第2試合は東海学生サッカートーナメントの決勝戦。

静岡産業大と常葉大という、遠州地域のチーム同士の試合になりました。

早速、レポートです。



東海学生サッカートーナメント決勝 静岡産業大学1(PK4―3)1常葉大学(草薙球技)

得点:栗田 高浜

主審:(後日確認します)


試合は、お互いにバッチバチの流れになります。

静岡産業大はとにかく縦に速く動くサッカーを中心に。

常葉大は左右からのクロスを中心に攻めていきます。

お互いにそんな流れで激しく動いていく展開に。

先制は常葉大。

15分に左からのクロスははね返されるも、そのはね返りを栗田がミドルで決めて先制。

静岡産業大は25分、FKから高浜が頭で決めて同点に。

この後もお互いに全く引かない展開になります。

前半は、1―1で折り返し。

後半になり、常葉大は後藤がよく動いていく流れに。

静岡産業大も前半同様に縦への意識をしっかりと見せていきます。

しかしお互いの守備も頑張り、1―1のまま延長に。

延長に突入しても止まることなく攻めていく展開に。

しかしお互いの守備も集中力をしっかりと高めて対応。

ゴールを割らせません。

試合は結局1―1のまま終わり、PK戦に。

PK戦は先攻の静岡産業大は4人目が枠を外してしまいます。

しかし後攻の常葉大は、1人目が左に外し、最後の5人目が上に外してしまい試合は終了。

PK戦で静岡産業大が常葉大に勝利し、東海学生サッカートーナメント優勝となりました。



というわけで、両チームの指針へ。


まずは、ホームの静岡産業大。

優勝、おめでとうございます。

遠州ダービーのライバル常葉大に勝ってのタイトル獲得は、本当に嬉しいだろうなと思います。

静岡産業大はとにかくスピードが今年は命。

速いパス回し、速い突破から一気にチャンスを作ってましたね。

また、前には高浜という競り合いに強い選手が。

同点ゴールは打点が高かったですね。

守備に関してもGK渡邉を中心にしっかりと対応。

曲者揃いの常葉大相手に1点に抑えましたしね。

大臣杯のことを考えると連戦になった時に同じペースが出来るかの課題はありますが、久々に全国でもヒケを取らない感じのサッカーになってますね。

次も楽しみですね。


一方、アウェイの常葉大。

こちらは惜しくも2位という結果になりました。

ただ、先制の栗田のゴールはとんでもない決まり方になりました。

また、1年生ながら後藤が躍動。

これからの成長が楽しみな選手が出てきたなと感じました。

こちらはしっかりと動いて、主導権を握ろうとする展開に。

最後までこちらも動きが落ちることはなかったように思います。

こちらも大臣杯に向けての課題は、連戦になった時のパフォーマンスかなと思います。

静岡産業大と比べても差はないですし、こちらも全国で戦えるレベルだと思います。

次も楽しみですね。



試合はPK戦で静岡産業大が勝利し、東海学生の最初のタイトルを奪取。

とはいえ、この両チームは確実に全国でも戦えるレベルにあるなと感じた。

そんな試合でした。