さて、続いては第2試合のレポートです。
第2試合も勝てば大臣杯出場が決まる大一番に。
1部の流通経済大と2部の拓殖大の試合になりました。
早速、レポートです。


関東大学サッカートーナメント大会9・10位決定戦2日目 拓殖大学2―4流通経済大学(東京ス西)
得点:糸永 光廣 根本 松永 渋谷 三浦
主審:三品敢(1)

試合は思わぬ形で動きます。
拓殖大が9分に左からのパスから糸永が豪快にミドルを決めて先制。
しかしここから雨の対応がしっかりしている流通経済大の流れになります。
流通経済大は18分に右の混戦から光廣が押し込み同点に。
23分には右CKから根本が押し込み逆転に成功。
さらに33分には松永が奪ってすぐさま決めて追加点。
拓殖大は流通経済大の勢いになかなか対応できず。
前半は、流通経済大が2点リードで折り返し。
後半になり、拓殖大も何とか攻めようとしますがなかなかうまくいかず。
流通経済大は79分に左CKから最後は渋谷が押し込んでダメ押しに成功。
拓殖大は90分+3にスルーパスから三浦が抜け出して決めるも、反撃もここまで。
流通経済大が4―2で拓殖大に勝利し、関東からの大臣杯の最後の枠に滑り込みました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの拓殖大。
まぁ、雨の適正の差は顕著に出たなと。
流通経済大の格上の相手に動きを上回られては、さすがに厳しくなります。
それでもいい形で先制は出来たんですがね。
そこから完全に畳み掛けられての3失点が痛かったです。
後半も何とか攻めようとしましたがなかなか決まらず。
4点目を取られてさすがに無理だなという流れになってしまいました。
三浦の投入がもっと早くてもよかったのかもしれません。
まぁ、ここまでいって大臣杯に出れなかった悔しさを、残りのリーグ戦で巻き返すしかないですね。
どう切り替えますか。

一方、アウェイの流通経済大。
雨での強さを存分に見せつけた試合になりました。
先制はされましたが落ち着いてましたね。
上回る動きで一気に逆転に持ち込んでからはほぼ圧倒。
前半のうちに3点目が取れたのは大きかったと思います。
後半拓殖大が攻める形になるも対応出来てました。
ときかく雨での強さが際立ったなという今日の試合になりましたね。
このアドバンテージは、大臣杯に活きる可能性もありますね。
次も楽しみです。


流通経済大、雨の対応力で拓殖大を圧倒し大臣杯に出場決定。
拓殖大は先制するもなかなか持ち味が出ない試合になった。
そんな試合でした。