さて、続いては第2試合のレポートです。
第2試合は、昨年の関西王者の京都産業大が登場。
2部の関西国際大との試合になりました。
早速、レポートです。


関西学生サッカー選手権大会4回戦 京都産業大学5―0関西国際大学(西京極)
得点:オウンゴール2(三浦 岸川) 楠瀬 菅野 末谷
主審:森岡宏紀(1)

試合は、京都産業大が攻めにくそうにします。
関西国際大が雰囲気を作っていく流れに持ち込みます。
京都産業大は関西国際大のGK石田に再三止められ、なかなか点を奪えず。
それでも京都産業大は29分、左からのクロスから関西国際大三浦のオウンゴールを誘い先制。
前半は、京都産業大が1点リードで折り返し。
後半になっても関西国際大の雰囲気は変わらず。
何かを起こしそうな雰囲気でサッカーを進めます。
京都産業大は61分に左からのパスから楠瀬が狙いすまして決めて追加点。
こうなると流れは京都産業大に。
京都産業大は72分に右からのクロスを折り返して菅野が押し込み3点目。
80分には中田のクロスからオウンゴールを誘い4点目。
90分にも末谷が決めて5点目。
終わってみれば、京都産業大が5―0で関西国際大を下し、準々決勝進出を決めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの京都産業大。
正直、あの雰囲気の中ではやり辛かっただろうなと。
関西国際大がいい雰囲気で勢いも出たのもあり、なかなかうまくいかない流れになりました。
それでも優位には立つチーム。
しっかりと主導権は渡さなかったイメージでしたね。
途中出場の中田が得点によく絡み、でしたね。
この相手に勝って準々決勝進出。
昨年のインカレは最後で敗れているだけに、今年は全国という気持ちは強いと思います。
次も楽しみですね。

一方、アウェイの関西国際大。
応援部隊が作るチームの雰囲気は最高でしたね。
その雰囲気に後押しされて、チームは頑張りました。
さすがに後半の失点からは厳しくなりましたが、何か起きるかもしれないという雰囲気は相当にありましたね。
特によかったのはGK石田。
彼がいなければさらに4・5点は取られていたはず。
そういう意味では目立ってましたね。
まだ1回生というんだから、末恐ろしいなと思います。
2部のチームながら、チームとしてのポテンシャルはちょっと面白い存在だなとこのチームは感じました。
次も楽しみですね。


京都産業大、終わってみれば5得点で順当に準々決勝進出。
とはいえ、関西国際大がチームの雰囲気として最高のモノを見せてくれたなと感じた。
そんな試合でした。