さて、続いては第2試合のレポートです。
第2試合は、福島の尚志高と、熊本のルーテル学院高の試合になりました。
早速、レポートです。


全国高等学校サッカー選手権大会1回戦 尚志高等学校4-2ルーテル学院高等学校(駒沢陸上)
得点:渡部2(PK1) 谷本 永田 進藤 井上
主審:先立圭吾(3)

試合は、前半はまずは尚志高の展開に。
左からのクロスから渡部などが競ってチャンスを作ります。
そうすると、12分に尚志高は左からのクロスからハンドを誘い、渡部が決めて先制。
しかしここからルーテル学院高が巻き返し。
ルーテル学院高は27分にFKから谷本が頭で合わせ同点。
さらに36分には伊藤からのスルーパスに三上が抜け出してパスに永田が決めて逆転。
前半は、ルーテル学院高が1点リードで折り返し。
後半になると、尚志高がシンプルにサッカーをやり始めます。
井上を投入してリズムが出てきます。
45分には右CKから進藤が一度は止められるも押し込み同点。
さらに63分は右CKから井上が頭で合わせて逆転。
さらに69分にはスルーパスに井上が抜け出してのパスを渡部が決めてダメ押し。
結果、尚志高が4-2でルーテル学院高を下しました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの尚志高。
前半からリズムがあまり出なかったですが、後半に一気に畳み掛けました。
シンプルにサッカーをやったことで、リズムが生まれました。
また、井上が足元をしっかりとキープしてくれたのもよかったですね。
渡部は2得点の活躍で活躍しましたしね。
このチーム、まだまだ伸びそうですね。
次も楽しみです。

一方、アウェイのルーテル学院高。
前半はうまくリズムに乗れたんですけどね。
2点目の伊藤→三上→永田の流れは見事でした。
ああいうリズムを後半もやれればよかったんですが、後半は完全に尚志高にやられるしかなくなりました。
その辺りで反応出来なかったのが痛かったですね。
さすがに今日は力の差を感じる試合になりました。
この経験を来年にしっかり生かしてほしいです。
どう切り替えていきますか。


尚志高、後半に自分達のサッカーをやり直し逆転勝ちで2回戦進出。
ルーテル学院高は、尚志高のリズムの変化についていけなかったのが痛かった。
そんな試合でした。
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