さて、続いては第2試合のレポートです。
第2試合も昨年と同じカードに。
INAC神戸と仙台Lの試合になりました。
早速、レポートです。


皇后杯全日本女子サッカー選手権大会準決勝 ベガルタ仙台レディース1(延長戦0-2)3INAC神戸レオネッサ(西が丘)
得点:道上 川村 京川2(延長2)
主審:山下良美(1)

試合は、序盤は仙台Lのペースに。
仙台Lは川村や有町がペースをつかみます。
INAC神戸はしっかりと守りながらカウンターに。
先制はINAC神戸。
15分に右からのパスから道上がうまく抜け出して決めて先制。
さらに仙台Lは市瀬がケガで交代になるアクシデント。
前半は、INAC神戸が1点リードで折り返し。
後半になると、仙台Lも何とかしようとします。
INAC神戸は京川や増矢を使いながら追加点を狙います。
そうすると、84分に仙台LはFKから川村が頭で押し込み同点に。
試合は1-1のまま延長戦に。
延長前半の102分、INAC神戸は左からのクロスから京川が頭で合わせて勝ち越し。
延長後半の108分にもINAC神戸は増矢からのパスから中島が繋いで京川が決めてダメ押し。
INAC神戸はGK福元が交代のアクシデントはあったものの、最後まで守って試合は終了。
INAC神戸が延長戦で仙台Lを下し、決勝進出を決めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの仙台L。
15分の守備のミスからの失点。
さらに市瀬のアクシデントの交代。
完全にプランが狂ったなという感じでしたね。
結局川村を後ろで使うしかなくなったのが痛かったです。
それでも後半に何とか追い付く意地は見せましたけどね。
さすがにそこから勝ち越せる力までは残ってなかったです。
延長だと、さすがに厳しいのは仕方なかったかなと。
そんな試合になりました。
何とか準決勝は突破したいんですけどね。
また来年に切り替えてほしいです。

一方、アウェイのINAC神戸。
うまく力をためながらの感じの試合が出来るようになりました。
特にGK福元のコーチングが抜群。
あのコーチングで選手は楽に出来てるなと再認識できましたね。
さらには、増矢や京川、道上という若手が育ってきたのも収穫です。
さすがに延長まで引きずり込まれたのは予定外でしょうが、そこから勝ち切る辺りはさすがでした。
昨年と同じく新潟Lとの決勝になります。
日曜日も楽しみですね。


INAC神戸、延長に地力を見せて仙台Lを突き放し決勝進出。
仙台Lは、守備のミスと市瀬のケガが誤算で追い付くのがやっとだった。
そんな試合でした。

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