２０１４ＭＲ３６８ 高円宮杯全日本ＹU-15選手権決勝 神戸U15－ＦＣ東京U15深川（西が丘）

さて、今日は西が丘へ。
高円宮杯U-15の決勝があったので、見に行きました。
早速、レポートです。


高円宮杯全日本ユース（U-15）サッカー選手権大会決勝　ヴィッセル神戸U-15　１（延長戦０－２）３ＦＣ東京U-15深川（西が丘）
得点：今岡　品田（ＰＫ）　吉田２（延長２）
主審：鶴岡将樹(2)

試合は、神戸U-15は今岡を中心に攻める展開に。
ＦＣ東京U-15深川はこの今岡を抑えながらカウンターでチャンスを作る展開になります。
先制は神戸U-15。
右からのクロスが一旦は左に流れますが、左からのクロスを今岡が決めて先制します。
しかし、ＦＣ東京U-15深川は神戸U-15のクリアミスからチャンスをつかみ、ゴール前で倒されＰＫを獲得。
このＰＫを品田が決めて、同点に追い付きます。
前半は、１－１の同点で折り返し。
後半は、ＦＣ東京U-15深川は積極的に交代で選手を使う作戦に。
神戸U-15は今のメンバーで頑張ろうとします。
しかし、お互いに点が入らずに試合は延長戦へ。
延長前半は神戸U-15が畳み掛けるも決められない流れでお互いに得点出来ず。
試合が動いたのは延長後半。
ＦＣ東京U-15深川が長谷川大が粘ってからのクロスを吉田が押し込み勝ち越し。
さらには、神戸U-15が前がかりになって攻める裏をＦＣ東京U-15深川が突き、吉田が突破から決めて勝負あり。
結果、ＦＣ東京U-15深川が３－１で神戸U-15を下し、６年ぶりの優勝となりました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの神戸U-15。
今岡が前半は決めましたが、後半は徹底マークになってしまい得点ならず。
こうなると他の選手の奮起が期待されましたが、ＦＣ東京U-15深川に今日は止められてしまいました。
また、メンバーをなかなか交代で使えなかったのも痛かったか。
点を取られてからパワープレイのように２人入れましたが、逆にカウンターをくらうようになってしまいました。
とはいえ、準優勝は立派だと思います。
また来年も楽しみですね。

一方、アウェイのＦＣ東京U-15深川。
まずは、優勝おめでとうございます。
前半から今岡には相当手を焼きましたが、何とか抑えました。
ＰＫで前半のうちに追い付けたのも大きかったですね。
また、交代で入った長谷川大が延長にいい仕事をしてくれました。
こういう層の厚さが勝利を生んだように思います。
これで優勝でシーズンは終わり。
また年明けから新しいシーズンが始まります。
次も楽しみですね。


ＦＣ東京U-15深川が粘り強い守備と層の厚さで６年ぶりの優勝に。
神戸U-15は今岡が抑えられた時のオプションがなかったのが痛かった。
そんな試合でした。