２０１３ＭＲ３４０ 全国高等学校サッカー選手権大会１回戦 熊本国府高－國學院久我山高（国立）

さて、今日から関東では高校サッカーが開幕しました。
というわけで、国立の開幕試合を見に行きました。
早速、レポートです。


全国高等学校サッカー選手権大会１回戦　熊本国府高校２－１國學院大学久我山高校（国立）
得点：大槻２　冨樫
主審：榎本一慶(4)

試合は、國學院久我山高のペースになります。
３トップを中心に攻めていくサッカーを展開し、チャンスを作ります。
熊本国府高は國學院久我山高の攻撃を跳ね返しながら、カウンターで大槻に何とかボールを集めます。
しかしお互いになかなか決まらない流れに。
先制したのは熊本国府高。
右からのクロスの折り返しを大槻がうまき押し込んで先制します。
前半は、熊本国府高が１点リードして折り返し。
後半になってもチャンスは國學院久我山高に。
熊本国府高はＧＫ小野を中心に守っていきます。
國學院久我山高はスルーパスから冨樫がうまく突破して決めて同点に。
この後も國學院久我山高が攻め続けます。
しかし終了間際に熊本国府高にドラマ発生。
右からのクロスを大槻が飛び込んで決めて勝負あり。
結果、熊本国府高が２－１で國學院久我山高に勝利し、２回戦に駒を進めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの熊本国府高。
まずは大槻が２得点の大活躍。
國學院久我山高の守備を相手に１人で立ち向かうシーンも目立ちましたが、よく踏ん張っていたと思います。
また、ＧＫ小野がスーパープレーを連発。
１人で３～４点ぐらいは止めていたんじゃないかなと思える内容でしたね。
他の選手も國學院久我山高の攻撃になかなか思うようなプレーをさせてはもらえませんでしたが、粘り強く頑張っていたと思います。
こういう厳しい試合を耐えて勝ったチームは、ノリますからね。
次の試合も楽しみです。

一方、アウェイの國學院久我山高。
攻撃は松村や冨樫を中心によく攻めていたと思います。
ただ、個人頼みになってしまい、なかなか攻撃が機能していなかったのも事実でした。
それでも攻め続けて何とか同点には追い付いたんですけどね。
冨樫はコースのないところからよく決めたと思います。
それだけに、終了間際の失点は防げたよなぁと思います。
ＧＫ仲間がうまく落下点に入れず、大槻に前に入られる形になってしまいました。
今年は関東２部で２位と頑張り、優勝候補にもあげられていたほど。
それだけに初戦敗退は悪夢としか言いようがありません。
来年またいいチームを作ってほしいです。


國學院久我山高、終了間際に悪夢の失点。
熊本国府高が大槻の２ゴールとＧＫ小野の大活躍で２回戦に駒を進めた。
そんな試合でした。