さて、続いては場所を移動してのレポートです。
横浜国際から国立に移動しての天皇杯観戦でした。
早速、レポートです。


天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝 FC東京0(PK戦4-5)サンフレッチェ0広島(国立)
得点:なし
主審:村上伸次(8)

試合は、FC東京があまり攻めてこない流れに。
しっかりと守りを作ってから展開していきます。
広島もGK西川を中心にしっかりと守っていく流れに。
前半はスコアレスで折り返し。
後半になると、広島は佐藤にうまくボールを集めますが、なかなかうまくいかず。
FC東京も渡邉があまり良くない状況でなかなか点が取れません。
試合は90分経っても無得点のまま延長戦へ。
延長戦になると、FC東京も林を投入して打開を図りますがうまくいかず。
広島は佐藤が交代していたこともあり、なかなか決定的なチャンスは作れず。
試合は結局120分戦ってもスコアは動かずにPK戦に。
FC東京が一時3-1まで展開しここを決めればいいという状況にまで持ち込みます。
しかし、ここから広島のGK西川が大爆発。
2人連続で止めてさらに自分自身もPKを決めてサドンデスに。
FC東京は7人目が止められ、広島は野津田がしっかりと決めて試合は終了。
広島がPK戦で勝利し、決勝進出を決めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームのFC東京。
広島対策としては試合は完璧だったと思います。
ほぼ5バックにすることでサイドからフリーで上げさせないことには成功していました。
それだけに、渡邉のスランプが最後まで点を取れない要因になってしまいました。
PK戦でもあと一歩というところから決められずに、そのまま逆転負けとなりました。
正直、ショックを切り替えろというには無理な試合だと思います。
次にどう切り替えていけますか。

一方、アウェイの広島。
とにかくまずはGK西川でしょう。
結果的に3人のシュートを止めることに成功。
自身もPKを決めて大活躍だったと思います。
また、佐藤がFC東京の守備に苦しめられましたが、何とか頑張ってはいましたね。
高萩も惜しいセットプレーがあったりもしたんですがね。
ただ、守備に関してはFC東京の攻撃をうまく止めていたと思います。
とはいえ、PK戦になって収穫の部分もあったと思います。
次の試合も楽しみですね。


広島、GK西川の大活躍で悲願の決勝進出。
FC東京は落ち着いて蹴ってほしい場面もあったなと感じた。
そんな試合でした。

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