２０１３ＭＲ０４３ 富士ゼロックススーパーカップ 広島－柏（国立）

さて、続いては第２試合のレポートです。
富士ゼロックススーパーカップがありました。
Ｊリーグ王者の広島と、天皇杯王者の柏の対戦になりました。
早速、レポートです。


富士ゼロックススーパーカップ　サンフレッチェ広島１－０柏レイソル（国立）
得点：佐藤
主審：東城穣(1)

試合は、お互い落ち着いた形に。
特に広島はなかなかうまくボールが出せず、後ろで回す展開が目立ちます。
柏はクレオにうまくボールを当てられず、苦しみます。
それでも徐々に流れは広島に。
広島は水本が上がってチャンスを作ります。
そうすると、広島は左からのクロスを水本が後ろへ流し、佐藤がボレーで合わせ先制。
前半は、広島が１点リードで折り返し。
後半になると、柏は栗澤を入れて打開を図ります。
しかし広島がしっかりと対応して、なかなか柏にチャンスを作らせません。
柏はそれでもＣＫから増嶋が頭で合わせるもクロスバーなど、点が取れません。
広島も佐藤を引いてからはなかなかうまくいかず。
試合は結局このまま終了。
広島が１－０で柏に勝利し、最初のタイトルを手にしました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの広島。
まずは優勝、おめでとうございます。
前半からビックリしたのは、水本がよく上がるようになっていました。
森脇がいなくなってどうなるかという心配はありましたが、今日のプレーなら心配ないと思います。
また、清水が倒れなくなりましたね。
あれだけ左で頑張ってくれればいいですね。
佐藤もいいゴールを決めました。
課題は、その佐藤がいなくなった時ですかね。
石原がいい動きを見せられなかっただけにこの辺が次にどうなりますか。
とはいえ、ＡＣＬに向けていい勢いはつきそうですね。

一方、アウェイの柏。
ちばぎんカップの時よりは若干マシにはなってましたかね。
それでもなかなか決められないし、今日もドミンゲスに関してはイキイキとしたプレーではなかったように感じました。
後半になって４バックに変更してからは、ある程度流れを作れるようにはなりましたかね。
とはいえ、３バックの時になかなか自分達のサッカーにならないのは厳しいです。
ＡＣＬやリーグ戦に向けて、どう立て直しますか。


広島が佐藤や水本の活躍で勝利。
柏はちばぎんカップの課題を完全に克服出来ずにシーズン突入に。
そんな試合でした。