２０１２ＭＲ２３２ Ｊ１昇格プレーオフ決勝 大分－千葉（国立）

さて、今日はクライマックスの試合のハシゴ観戦でした。
今日は、まずは国立でプレーオフの試合を観戦しました。
早速、レポートです。


Ｊ１昇格プレーオフ決勝　大分トリニータ１－０ジェフユナイテッド市原千葉（国立）
得点：林
主審：西村雄一(6)

試合は、千葉のペースで進みます。
藤田を中心に攻める流れになります。
大分は５バック気味に展開を作り、森島や木島にボールを託します。
そんな流れで試合は進みますが、なかなかお互い決められない流れに。
前半はスコアレスで折り返し。
後半になっても、流れは全体的に変わらず。
しかし勝つしかない大分は、林を投入して前へのプレッシャーをかけていきます。
千葉はスタメンでプレスを強め、得点を取ろうとします。
しかし、千葉はなかなか決め切れずに時間だけが過ぎていきます。
そうすると、前がかりになった千葉にスキ。
ポンと出たパスに抜け出した林が、ループを決めてついに大分が先制。
この得点を何とか逃げ切り、試合終了。
結果、大分が１－０で千葉に勝利。
来シーズンのＪ１昇格を決めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの大分。
５バック気味に押し込まれる場面が目立ち、なかなか前に出てこれない流れが続きました。
その流れのまま耐え続けましたが、最後の最後に光がありました。
林の抜け出しは見事でしたし、落ち着いて決めましたね。
千葉や京都にいたときから、とにかく勝負強いイメージがありました。
こういう場面で決めたのは、さすがだと思います。
また、守備陣もとにかくギリギリの状況でも守り切りました。
ＧＫ丹野は身体を張って弾いてましたし、よかったと思います。
これで、来シーズンのＪ１への最後の椅子を掴み取りました。
厳しいシーズンになるかもしれません。
それでも、何とか頑張ってほしいですね。

一方、アウェイの千葉。
前半スコアレスはよかったと思います。
しかしながら、時間が経つにつれて、余裕がなくなってました。
引き分けでも昇格出来るんだという割り切りではなく、勝ってやるんだという気持ちが強かった。
そこで決められなければ…という典型的な試合になったと思います。
藤田も米倉もよくチャンスに絡んでましたし、山口智や竹内もセットプレーでは優位に。
なかなか決まらない時は…という典型的な試合になってしまったと思います。
決められたのが残り５分＋αの時間だっただけに、割り切りも必要だったんじゃないかなと思います。
これで、来年もまたＪ２での試合になります。
どう切り替えますか。


プレーオフという状況を考えれば、スタジアムに２７４３３人集まり、よかったんじゃないでしょうか。
来年以降もこのように観客がうまく集まるように考えることも必要かなと思います。


大分が終了間際に林が決めて、４年ぶりのＪ１へ。
千葉は前がかりの時に決め切れず、来年もまたＪ２での戦いに。
そんな試合でした。