続きまして、もう1試合レポートがあります。
野津田から移動して、平塚のJ2注目カードを見に行きました。
早速、レポートです。


J2リーグ第16節 湘南ベルマーレ0-2栃木SC(平塚)
得点:リカルドロボ 渡部
主審:村上伸次(2)

試合は、栃木のペースで終始進みました。
前半から栃木が効果的な守備を連発。
そのままカウンターに持ち込むスタイルで展開を作っていきます。
湘南は狭いサッカーにお付き合いをしてしまい、なかなか自分達のペースに引き込めません。
先制は栃木。
シュートのこぼれ球にリカルドロボが合わせました。
その後も栃木が展開をにぎっていきます。
しかしながら、前半終了間際にアクシデント発生。
栃木のチャンスで競り合った際、巻が負傷。
そのまま担架で運ばれることになりました。
後半に入ると、巻と交代で入った田原が、チャンスを演出し、湘南のペースに。
しかしながら、栃木が耐えて追加点に。
ゴール前で西部との競り合いに勝った渡部がそのまま押し込み、栃木が決定的な追加点。
この2点差を栃木ががっちりキープする横綱相撲を発揮。
結果、栃木が2-0で湘南を下し、2位浮上となりました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの湘南。
前半はほぼいいところはなかったですね。
後半に田原が3つぐらいチャンスを作りましたが、鈴木のセーブに遭いました。
まぁ、田原に関しては流れをうまく変えたのもあるので、合格ではないですかね。
次はスタメンの期待もかかります。
ただ、問題はその攻撃に持っていくまでの流れでしょう。
今日は石神が完全にブレーキでした。
まぁ、来週から始まるアウェイ3連戦に、いいところをうまくつなげてほしいです。

一方、アウェイの栃木。
2月や4月に見た時以上にチームが完成されてます。
とにかく自分達が守りやすいような流れに持っていき、ボールを奪えば速いカウンターに持ち込みます。
守備の時に極端に無駄な走りがないので、意外と疲れてないんですよね。
まぁ、今日もリカルドロボは仕事をしましたし、ほぼ完勝と言える内容だったと思います。


栃木の成長はどこまで続くか。
夏場をうまく乗り切れば、悲願のJ1昇格も見えてくる。
そんな予感をさせたゲームでした。