こわいくらい「なんでもない日」 | よしぞうアタック(ゆるゆる)

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CHAGE and ASKAと日記・語り・萌え・レポなど好き勝手に。 たまに絵。よく食べ物。

今日は少し寝坊して、ゆっくり朝ごはんを食べて、
お洗濯をして、掃除をして、お布団を干して。
小さい頃から行っている、近所のおいしい
お蕎麦屋さんでおいしいお昼ごはんを食べて。
ほんとうは母も連れて行こうと思ったのだけど
彼女も乗り気だったのだけれど、ついさっき
遅い朝ごはんを食べたとか言うので
置いてひとりで行った。
おばあちゃん年齢になるとほんと、ひとは
そうとうに自由だぜ。

彼女のこと、母だけど、あまりにじぶんと
似ていなくて得意じゃなかったりする。
でもそれでも母だしね、高齢だしね
仲良くしておこうと思うのです。
こんな日は同じ部屋にいようと思うのです。
でもまあ、ほとんど別々に過ごした。

なんだかここのところ休みになると
やたらめったら疲れのようなものが出て
眠くてねむくてしかたがない。
今月中にやり終えないといけないこと、
もうできそうになくて延ばそうかと思うほど。
(まあ、それはぎりぎりまでねばるけど!)
横になって本を読んで、読みまくって
お昼寝もして、あの時間にはNHKのAMラジオを
つけて聞いて、黙祷を捧げて。
窓の外では名古屋ウィメンズマラソンの
中継ヘリがバラバラと音を立てていて。
なんて平和な時間で、なんていう時間の無駄遣いを
しているのだろう。
「私、こんなことしてる場合じゃないし
 やる気出せなくてどうするの。こんな風に時間を
 過ごしてたらあっという間におばあちゃんじゃないの?!」
と思わず背筋がぞっとしてしまったほどに
なにごともない一日だった。

なんか、良いのだろうな。
これでいいのだ。
じゃよ。きっと。
眠れて眠れて仕方がない時は寝た方がいいらしいし。
いまできないことも、あきらめなければ
できる時がきっと来るだろうし。
つらい日々を送っているすべてのひとに
こういう時間があったらいい。

個人的には私のような者がそんなことを
思うのは傲慢なのではないかと考えてしまうのですが、
いやいや、やっぱりあったらいい。
おだやかに好きなだけゆっくり眠れる。
起きて、「あー、一日無駄に過ごしちゃったなー」
なんつってるのに気分が良くて自然に笑顔になっている。

そういう日を願っての3月11日。