「ゲド戦記」 試写会 | よしぞうアタック(ゆるゆる)

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CHAGE and ASKAと日記・語り・萌え・レポなど好き勝手に。 たまに絵。よく食べ物。

もー、今日はなにもかもやんなった!
休まなきゃ倒れる!ストレスばくはつ!
と、いうわけで、ちょうど試写会のお誘いをいただいていたので
うきうきと行って来ました。
ネタバレばればれなので続きはつづきへ。

ついでにバーゲンもちょろっと見てきましたが
もう時期逃してるのであらかた食い尽くされた感が
漂っていてなにも買わず。あ、ヨガボール買った。 
ああ…今日はW杯決勝なのに見る元気無しです。
ジダン~!デルピエロ~!
個人的には…ううううううーん。
でした。
本日は辛口めなのでそこのところよろです。



とりあえずなんでタイトルが「ゲド戦記」なのでしょう?
私は原作を読んでいないのですが、「ゲド戦記」と
呼べる内容なのは1巻だそうですね。
今回映画化したのは3巻で、主人公はアレン。ゲドは
もういい年のおっさんです。
3巻を選んだのは良い選択だとして、なんだか不思議です。

とりあえず大きく気になったとこを箇条書き~。

・物語がはじまらない。
 (ものすごい長い間淡々としてる)
・主人公メンヘラー?(岡田くんなのに…)
・自分で行間読まないとよくわかんない部分が多い。
 (冒頭の竜の共食いは結局なんだったんだ!?)
・あんま絵が動いてない。

と、まあいろいろ…。
帰ってきてお風呂入りながら考えていたのですが
なんでぱっと見て魔法使いとわかるのか、とか
なんで魔法使いが魔法を使えなくなってるのか、とか
テルーが魔女で、何がどうなのか、とか
なんで彼女が竜になるのか、とか
わたしにはさっぱりわからなかったのら!
自分がアホでわからないのかと悩んだのら!
(アホっぷりを披露?)
原作読んでるとわかるのかなあ。
(それも映画化としてどうなのか)
物語の核となる「生と死」についてのせりふも
なんだか…なんだかでちょっと、でした。
原作ではそんなせりふはないらしいです。


子供さんもいっぱい来てましたが、あれは子供にはつらいですね。

あっ。あとあとっ。すごい気になったのですが、場面転換とか
すごく妙に切れ切れだったのですが、あれ、試写用とかあるのでしょうか。
せりふ切れちゃってたりするとこがあったと思うのですが。
でも2時間以上あった…?どうなの?わからん。

あとね、キャラとか作りとかカット割りとかが全体的に
淡泊だったような気がしました。誰かもの凄く惹きつけられる
キャラがいなかった。
カット割も「ここでこう来てほしい!」とか「おお!」と思う
動きがなかった気がします。「千と千尋」でも竜が出てきたので
同じになってはいけなかったのかもですが、うーん、それにしても
あの時のような映像に対するびっくり感はほしかったかも。
絵の動きが少ないのはすごく気になったなあ。
あとジブリの得意とする色数も少なかったような気がしました。
どうなんだろ。

エンタテイメント性は低い映画なのかな。それはそれで
良いのですが、なんかちょっと違うような気がしたのも事実。
駿監督が「素直にできてる」と言った(んだよね?)のは頷けます。
あ、ラストに気になったのが、もらったパンフには
『作画参考「シュナの旅」』となっていたのに
エンドロールで『原案「シュナの旅」』って…。
「ゲド戦記」じゃないのかよ!と思わず心でツッコミ。
「シュナの旅」は持ってますが、こんなんだったっけ…?
覚えてないので探してみます(引越で行方不明中。売ったかも。)

そんな訳で「?」マークが頭に飛び交った映画でした。

うむむ、いろいろ残念。
(えらそうに色々書いちゃってすみません。)