五山の送り火を見ながら | よしぞうアタック(ゆるゆる)

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CHAGE and ASKAと日記・語り・萌え・レポなど好き勝手に。 たまに絵。よく食べ物。

オクラの新生姜和えと
オクラのカレーと
まぐろのづけと……あとなんだ。
なんやかやとおかずのストックを
作っておりました。
文字にしてみると変ですが、そうだったんです。
Ustreamの五元中継、つまり五山いっぺんに
見られるというのをおうちで
見ていたのです。
すごいよねえ。しかも見ながら知らないひとの
感想とかもツイッターで見れちゃう。
ケータイでハイビジョンが撮影できるとか
去年の今ごろ考えた事があったかなあと
見ながら思いました。
考えていたひとはいったいいつから
考えていたのか、とか。
Macの進化に追いつけなくなって
(特に財政的に)ふてくされもあって
「iPhoneなんていらねーよ」とか
思っちゃっててもうっかり欲しくなりそうでした。
いや、ケータイなんてさ、電話とメールが
ちょこっとと、カメラがついていれば
充分なんだけど。

なあんて少しふてくされる一瞬も
あったのですが、送り火の点火が始まると
そんな考えは吹っ飛んでゆくんですね。
火がついた一瞬は「わあっ」と思うけれど、
炎を見て、それが消えてゆく間は
思考が止まるような、でも何かを想うような、
そんな時間でした。

夏が終わるなあとか、さみしいなあとか、
おとうさんはうちに来ていたかなあ、
今わたしや家族がそれぞれ住んでるところ
とか知ってるかな。
みんな違うところにいるんだよ。
どう思うのかな、ゆうれいになって
出てこなかったな。
夢にも出てないな。
ああ、何処に帰ってゆくのかなあ、
「帰る」で合ってるのかなあ。
もうれつに親不孝ものでごめん。
ほんとうにごめん。
涼しくなったらそっちまでお参りに行こう。

猛暑日に夏の終わりと秋の気配を感じて
ほんのり、いや、見事にさみしさを
覚えてしまった夜でした。

良い夜です。