あっけなく感動のフィナーレを迎えるはずでした・・・。
しかし、そうは問屋が卸さず、
結果は厳しいものとなりました。
前回、京産大の合格はお知らせしましたが、
その後、関大、法政、中央と残念ながらすべて不合格の結果となりました。
応援して下さった父兄の皆さま、読者の皆様。あいつは幸せ者です。
合格発表日が過ぎても、K君からの連絡を待ち、こちらからは敢えて連絡せずにいました。
さすがに音沙汰のないことに業を煮やした私は、K君に恐る恐るLINEを入れてみました。
「どうだったん?」と私。
既読すら付きません。
電話しても、繋がりません。
こういう時はだいたいアウトなのです。
自分の経験からもわかります。
合格発表の日。自分の番号が掲示板にないのを何度も確認した後、ただ地面を見つめてみぞれ状になった雪を踏みしめていた自分を思い出します。
結果を報告できないまま家に帰りました。
連絡できないのです。
そんな気持ちをわかりながら、
今日思い切って、再びK君に電話をかけてみました。
やっぱり、繫がりません。
しかし、しばらくしてK君から連絡がありました。
「・・先生、・・・・ダメでした。」
「・・・・。」(何も言えない私。)
「ごめんなさい。普段通りできませんでした。」
「・・・仕方ない。・・で、どうすんの?」
「立命館後期受けようと思います。」
てっきり、京産大学に行くと思っていた私は、意表を突かれました。
K君の受験はまだ終わっていない。
「で、その受験はいつなん?」
「3月7日です。」
すっかり最後の授業を終えたつもりでいた私は、意外な浪人生活の延長を何故だかうれしくさえ感じました。
「よし、あと1週間がんばるか。」
「はい!」とうれしそうなK君でした。
あいつはほんと、手がかかるやつだね~。
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