ちいさな会社と個人事業主の海外進出をかんがえる.com

ちいさな会社と個人事業主の海外進出をかんがえる.com

地方でも、街のお店や個人事業主が訪日外国人を毎日迎える時代。
個人輸入で仕入れ、手作り商品を輸出する時代。
チャンスを考えましょう。

Amebaでブログを始めよう!

クルマを運転しているといつもラジオで耳にするのが、「勉強などしなくても、テープを聞いているだけで話せるようになりますよ」とか言う語学テープのCMだ。

 

いちいち目くじらをたてることもないが、テキストも開かずペンも握らず語学が習得出来ることはあり得ない。

 

今さら言うことでもないが、英語に限らず、語学は、話したり書いたり、ある程度の内容をこなすためにはやはりそれなりの「勉強」が必要だ。

 

ただ、どれぐらい勉強するかについては、何をどこまで話したいかなど、学習者が求めるクオリティー、目標の程度にもよることは確か。

よく、「そもそも赤ちゃんは勉強しないのにみんな話せるようになった 」と言うが、「バブバブ~」「マンマ~」の段階から始めて、「おそといく」や「バイキンマンきらい」程度の内容を目指すだけなら、確かにロシア語やアラビア語であっても、その外国語と後追いの日本語訳をテープで聞くだけでだいじょうぶと思う。

 

ただ残念ながらそれ以上は無理だ。

英語だからそんな気になるのかも知れないが、ではタイ語やスワヒリ語、スペイン語や中国語など、初めて耳にする言語、まったく知らない言語に取り組む場合はいかがだろうか?

ただテープを聞くだけの勉強(?)で、ベトナム語で自己紹介が出来るようになるだろうか?

 

そもそもテープだけでは、間違って単語を聞き取っていてもそれに気づくことすらないので、トンチンカンな発音、誤用を延々と続けているだけも時間のムダというものだ。

 

日本では赤ちゃんや幼児の段階を過ぎると、つまり小学校に就学した途端に、教科書の反復はもとより、「は」や「が」、「を」「の」「に」「へ」、「ます」「ました」などの文法、濁音、撥音(小さな「つ」)、文章読解、作文など、公立小学校でも国語教育に相当のウェイトを置き(算数とともに)、随分とみっちりやっている。

もちろん幼少期に間違って覚えた単語や語法があれば正されていく。

これはどこの国でも同じだ。

 

赤ちゃん時代は、ひたすら言葉をシャワーのごとく浴びるだけで確かに勉強ではない。

言わば慣らし運転、ウォーミングアップ。

しかし小学校就学となると自国語の教育がグッと濃くなり、それを何年も続けて言語の土台、体系的な骨組みを身に着けたからこそ、人は、ただ丸暗記したフレーズをいちいち記憶から引っ張り出すのでなく、その時その時の何百万通りもある場面に応じて自由に、自然に話せるのだ。

 

そうして、青年期でいかに熱心に外国語を学んでも、いざその本場の国に行くと、小学生低学年にすら敵わない(日常会話では)、やっぱりネイティブには敵わんな~という経験をする。

 

少しヤボな正論を述べすぎたが、決してテープ学習など意味がないと言っているのではない。

毎回毎回イヤほどラジオで「勉強しないでOK、聞いているだけで貴方も語学マスター」と言うので、「やはりそれは間違っていますよ」と少し言いたくなったことと、「聞くだけ学習」に加えて、語法や文法も少しだけおやりになってはいかがか、とおススメする次第です。

「自然に」話すとなれば、それは逆立ちしてもネイティブに敵わないとしても、ある程度「自由に」話すために。

 

「~するためには~した方がよい」「~する時には~します」などと言った、少し理屈の通った内容を話すためには、やはり少し本を開いて「勉強」する必要がある。

ビジネスだけでなく日常会話においてもそうだ。

 

4年後に東京オリンピックが開催される。

貴店の商品を多くの外国客にアピールする、またとないチャンスがやってくるかも知れません。