うーん。。。どうしよう。

私は今、悩んでいます。




機内で食べようと思って買った焼き鯖寿司。

そもそも鯖に対してそこまで気持ちが上がらない私が、急に売店にてチャレンジしてみようかなと思った、焼き鯖のお寿司。

ひょんなことからすぐ気分が悪くなってしまう酔いやすい体質の私。
しかも、常人の倍、鼻が良い私。


どうだろうか?

いけるかな?
機内で焼き鯖寿司。

生臭かったら、一発で終わりだ。。福岡までの約1時間半強、気持ち悪い状態で飛行機に乗り続けなければならない。

けど、なんでか分かんないけど、惹かれている。今、私は、この焼き鯖寿司の君に。
私の美味しいものセンサーが言っている。。。これは試す価値がありそうだ、と。


日本料理 一乃松、って書いてある、この字体が、すでに『え?知らんのですか?美味しいですよ、私は』感を、ガンガン出している。

食べたい。。。。

知らない。一乃松。。

知りたい。一乃松。。。




よし、買おう。


嫌いだったら、お父さんにあげよう。←末っ子的発想





購入。




搭乗。




ベルト着用サインが消え、テーブル出しても良いよのアナウンスも入った。

さぁ、今だ!!




と、その時。

ここ5年くらい飛行機毎週乗り続けている中で一番かもしれない、というくらいの飛行機の揺れ。

まるでさびれた遊園地のジェットコースター。

ふわん、ふわん、と揺れる、いや、落ちる。

かかるG。泣き叫ぶ子供。


乱気流よ、落ち着け!
こっちは焼き鯖寿司食べようとしてんだ!


ぅわぁ、ぅわぁ、ぅわぁ。。。





揺れ、おさまる。




そして、冒頭の一文に繋がるのであります。




どうしよう?


食べるべき?この焼き鯖寿司。

何回も言うけど、私、かなり酔いやすいのですよ。
すでに今、酔いかけ状態なのですよ。

こんなタイミングで焼き鯖寿司。。。

というか、鯖。。。



悩む。



しかし、ここでもまたパッケージの“焼き鯖寿し”の字体が私を煽る。

『まぁ、食べへんのでしたらそれでも良いですけど、残念どすなぁ、あんさん、私のこの味を体験出来ひんなんて‥ほくそ笑み』

なぜか京都弁。京都のみなさんごめんなさい。
こういう言い方の時は、京都弁の言い方が合う気がして。。許して。笑


あぁぁぁ。食べたい。
そこまで言われたら食べたい。←注、言ってない

もういい。
さっきの乱気流で胃がすくみ上ってるけど、食べる。
私は、食べるよ。

胃、用意は良いねっ??!





開ける。



わ。
なんか、清潔感すごいある!

きれいー!!



さらに中の透明な袋を開ける。


わわわ!!全く臭みがない!

焼いた鯖の香りがほんのり!!


そして、食べる。




ぅわぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ。


おいしぃぃぃーーーぃぃいぃーーー。





なにこれ!
すごい美味しい!!


あぁぁぁぁ、おいしい。

お・い・し・い!!

おいしいよぉぉぉ!ヤッホー!

鯖の肉の繊維がホロホロ。そして味がじゅぁぁあと滲み出てる。

焼いた鯖の皮の香りが鼻にフワァ〜っと抜けてる。

そしてほんのり酢飯が絶妙!!

さらには、なに?この歯ざわり!

ひー!

ガリ?生姜?ガリだ!

ちょっと甘めなガリが間に入ってるぅぅぅ!



なになに?


ほほぅ。
まず、一乃松さんは、福井のお店なのね。

夏に鯖一匹を竹串に刺して焼いた鯖を食べる風習があるんだぁ!
そんな鯖通の福井の方たちを唸らせる、一乃松さんの鯖寿司だったんだわ、これは!!!

ぅわぁ、いつかお店に食べに行ってみたいなぁ、一乃松さん。

この、焼き鯖寿司の清潔感、香りの具合、飛行機で食べる人のことをすごく考えて作ってある。

なんだろう。
焼き鯖寿司から、作り手の気持ちを感じる。。
丁寧なお仕事されるんだろうなぁ。

あぁぁ、本当に美味しかった。

7〜8個ぐらい入ってたのに、ペロリだった。。。


そして、この間、それぞれのCAさんが二枚のおしぼりとあったかいお茶をくれたANAのおもてなし精神。


どーでもいいけど、
CAさんが持ってるおしぼり、色が緑と灰色と二色あるんだー。。。。
(左はお寿司に付いてたおしぼり)
へぇー。。。





........、え?、なに?、この締め。笑

さ、二枚あるから、口と手、それぞれ拭こっと♪


おわり。