松戸市都市計画マスタープラン(市街化調整区域編)(案)

への意見書を提出しました。

意見というより、提案の内容となります。

https://www.city.matsudo.chiba.jp/.../tyoumasupabukome.html

該当するページ等

P44-P46、P51、P52

意見の内容

9.市街化調整区域の土地利用方針

⑪矢切地区 に関しての提案となります。

タイトル:スポーツパークと緑の保全

概要:広大な緑地(農地)を活用した、市民の健康、農産物の地産地消、および観光の名所とする計画

背景:矢切地区は広大な農地(緑地)、東京外かく環状道路、国道6号との近接があり、その方針として農地の活用、みどり、歴史、さらに産業への方針の地域の方針である。

その方針と、市内の様々な資源を活用した、未来に残す、持続可能で社会貢献のプロジェクトが必要とされている。

また、市内のスポーツ施設の老朽化と運用の制限。

貴重な資源である、多くの活躍するスポーツ選手の存在、市民の健康に対する意識、自給自足の必要性、観光への期待、コロナ後のインバウンドへの期待があり、それらを融合した地域の期待と挑戦が待たれている。その期待に応えらえる思いで企画を提案します。

目標と目的:背景を元に、貴重な資源である矢切地区の整備と持続可能な、自然と、社会貢献的に良好な影響をつくる運営とすることを目的とする。

対象市場:市民、都心に住む人、近隣自治体、外国人

提案内容:

スポーツパーク:矢切地区北側の産業系エリアに景観を最大限に考慮したスポーツパークの建設(例として千葉県総合運動場の広さ)、また、防災の手段として遊水地としての機能を盛り込む、みどりの保全、観光の要素として、道の駅やマルシェ。

 スポーツ施設には、プロスポーツ選手の育成や、プロスポーツ業界との連携も期待する。

マルシェの計画:一般的にマルシェ特に特性を生かした、農産物のマルシェを基本に、健康や地域の特徴を活かした計画とする。この内容については、これまで全国に取り組まれている事業を参考に行う。

江戸川を活用した観光:歴史的に江戸川はモノを運ぶための手段となっていた、この手段を効率化ではなく、あえて観光を取り入れた、川上からの商品の運搬に使い、歴史的観光や環境を配慮した、企画とする。

https://www.matsudo417.com/matsuyomi/?p=4014

江戸川を利用した観光:外国人向けとして、まずは矢切地区の、みどりの景観を見る事と、そこからの、江戸川クルージングで東京湾へのガイド付き日本の紹介(成田スカイアクセス線の途中駅の矢切の利用)。

また、現在も運営している矢切の渡しをさらに活用しての、葛飾区との共同など。また、江戸川を利用して遊覧からのディズニーランドへのアクセスなどの試みも検討できる。

実行計画:予算などは、市の財政、県の財政、国の財政からの予算を検討、その他民間企業からの支援や運営。

例)国土強靭化、遊水地整備など(国土交通省、農林省からの支援、)、文部科学省スポーツ庁、文化庁のプロジェクトによる支援。経済産業省からの支援。

期間:10年で全体計画、同時進行として緑地保全の活動5年程度

20年後にプロジェクトのフェーズ1を実施その後順次、成果と評価を行う。

【課題】

農地:これまでの農地の利用や、農業以外の産業への用途など規制および運営方法の見直し。

施設建設に伴う農地の減少に関しては、近隣の生産緑地との換地などをして、条例で補助や利用方法(市や民間が借り上げ、コミュニティ農園、オーナ農園、市民農園)を検討。

農地を後継者育成の育成場所としての

提供(千葉大学の研究圃場、

千葉県農業大学などの実習圃場)

などへの検討など。

さらには、全国で広がりをみせている、

有機給食への取り組みなども

検討することが可能。

【参考資料】

・一般財団法人 都市農地活用支援センターへの講師派遣

https://www.tosinouti.or.jp/

・ゼロカーボンベースボールパーク

https://baseballpark.hanshin.co.jp/

・遊水地整備&利活用事例集

令和5年3月 国土交通省 水管理・国土保全局 治水課

https://www.mlit.go.jp/.../pdf/yusuichi-rikatsuyo_jirei.pdf

・遊水地の整備

https://www.mlit.go.jp/.../kawa.../prepare/vol11_card05.html

・鶴見川多目的遊水地事業とは

https://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00119.html

 

⑫旭町地区 についての提案

タイトル:再生可能エネルギーと果樹農園

(バイオマスエネルギーとシェアリングエコノミー)

概要:

持続可能なエネルギー供給と農業の発展を促進する新しい提案です。バイオマスエネルギーの利用とシェアリングエコノミーの原則を結びつけることで、地域社会の経済的・環境的な側面にポジティブな影響を与える可能性より。

背景:

近年、環境問題と食料安全保障の重要性から、再生可能エネルギーと果樹農園が持つ可能性と、市内の果樹農園の活用と、最近では旭町地区での果樹の栽培が増えていること、リサイクルセンターの存在、さらに新松戸終末処理場の解体工事行われており、今後の計画がまだ決まっていないとのことです。

これらの活用と、地域住民の歴史的背景から、持続可能なエネルギーの確保と農業の発展を同時に促進する新たな取り組みとして、あらたな松戸市の未来の取り組みとして提示します。

内容:

耕作放棄地や埋め立てた農地を果樹農園とする

新松戸終末処理場跡地をバイオマス施設とする

松戸市リサイクルセンターの活用

生木リサイクル施設の建設(市内の他の調整区域も含む)

課題:

田、野菜農家から果樹農家への転換にする農家の育成や、現在資材置き場等になっている場所の整備などが課題として考えられるが、この課題に関しては、千葉大学園芸学部からの協力や、市内企業からの協力を検討。

また、果樹の生産より、第6次産業への様々な効果が期待できる。

また、松戸オリジナルのブラド(例まつどカクテルなど)も期待できる。

予算:

農林水産省で取り組んでいる農山漁村再生可能エネルギー法の活用、松戸のオリジナルブランドとして、ふるさと納税の仕組みの導入、観光やシェアリングエコノミーから期待できる。

今後の予定:

今後、果樹農園は5年ぐらいの計画、再生可能エネルギー施設は10年ぐらいの予定で進める。

【参考資料】

・再生可能エネルギー導入促進にむけた取り組みについて

令和5年7月31日 農林水産省

・一般財団法人 都市農地活用支援センターへの講師派遣

https://www.tosinouti.or.jp/

・市川市の民間企業 株式会社グリーンアース

https://g-earth.co.jp/

・U&H YONEZAWA FZEバイオマス発電(民間企業)

https://uhfgy.com/wp/?page_id=17

・鹿島建設 バイオガス(メタン発酵技術)

https://www.kajima.co.jp/tech/g_warming/metakles/index.html

・恵庭下水終末処理場

https://suido.city.eniwa.hokkaido.jp/.../syumatsu-syori.html

・オエノングループ NIPPON PREMIUM

https://www.oenon.jp/product/chuhai-cocktail/nippon-premium/

 

⑨紙敷地区についての提案

タイトル:バイオ技術の研究と緑(農業)でつなぐ未来都市

背景:

公益財団法人園芸植物育種研究所の存在、人口の増加地域である。また、農業の後継者不足や耕作放棄地が存在している地域であり、その解消できるあらたな可能性を提案します。

内容:

旭町地区で提案した再生エネルギーに必要な研究所の設立、バイオマス用の燃料の中間処理場の建設、後継者育成のための実習圃場や研究施設(千葉大学園芸学部、千葉農業大学、千葉県生涯大学校、公益財団法人園芸植物育種研究所など)、みどりを取り入れた住環境開発の指定区域での再開発計画とする。

予算:

農林水産省で取り組んでいる農山漁村再生可能エネルギー法の活用。

新たな街として、住民の手で作り上げる感覚を持たせた経済効果をコンセプトに、みどりを活用した、持続可能な循環型のまちづくり事業、教育施設としての予算より。

【参考資料】

・再生可能エネルギー導入促進にむけた取り組みについて

令和5年7月31日 農林水産省

・一般財団法人 都市農地活用支援センターへの講師派遣

https://www.tosinouti.or.jp/

・市川市の民間企業 株式会社グリーンアース

https://g-earth.co.jp/

・公益財団法人園芸植物育種研究所

https://www.enken.jp/

・会誌 建築士 2019年12月号

特集 緑でつなぐ住宅群

追記

市内の農家さんの歴史的背景

江戸川沿いの農家さんに伺った話として、この地域は洪水の被害が多々あり、そのたびに収穫ができず、働きに出ていたとのことです。そのため、例えば勉強がしたい者がいても、その時間が作れずに、家族の中で1人だけが上級の学校に行けたということもあったようです。

また、そのようなこともあり、現在でも旭町地区の方と、紙敷地区の方が親戚だということも、伺っています。状況とすると、働きに行っていたきっかけなのか、旭町の方がお嫁に紙敷地区の方のところに嫁いでということも、あるようで農地の中には、紙敷の方が旭町の畑を耕作している状況も伺っています。

現在では、ほとんど洪水の被害が出ていないようです。この状況からあらたな、取組も期待します。