納得できない判決
国交省が、無味乾燥な海岸護岸をやめ、砂浜を造り増やしていこうとしている。
これ自体は、大いに賛成である。青松白砂は、日本の美しい海岸風景の原点である。
だが、人口砂浜を作って、それが陥没して人が死んでは何にもならない。
実際このようなありえない事件がおきた。
2001年、兵庫県明石市の人口海浜「大蔵海岸」で、散歩中少女が歩いている砂浜が
陥没し生き埋めにされ、その後死亡した事故だ。
この国交省姫路河川国道事務所,同事務所東播海岸出張所管理担当責任者に対し
検察が業務上過失致死を求刑したが、神戸地裁では全員無罪となった。
裁判長の佐野哲生裁判長は「現場は事故前に陥没が発生した区域外で
人が死傷する危険性を予見する可能性は、認められない。」とした。
果たしてそうだろうか。元来、砂浜が陥没する時点で言語道断で
工事の手抜きは明らかだ。他の陥没が見つかった時点で
、全部の地質調査をし、立ち入り禁止にすべきだった。
しかも、陥没区域外で安全だと信じて歩いていた目の前で少女があり地獄に
陥ったのだ。ここはサハラ砂漠ではない。
明らかに人が作った人工的な砂浜だ。因果関係は明らかだ。
国側の行政と、市の行政がお互いなすりあいをしているが
もう一つ工事を請け負った企業も含め、今後の再発防止も含め
検察は、亡くなった少女のためにも真相を追究してほしい。