人工股関節手術後 自主トレ | 46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節手術。
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人工股関節手術後、傷口の回復はもちろん大事です。
 
そして、理学療法士さんによる手術した足へのケアも同じくらい大事なことです。
 
股関節の可動域の確保、手術した側の足の腫れ、浮腫み、筋肉の緊張を和らげるためのマッサージ、歩行姿勢の矯正、いろいろな場面を想定しての動作の確認。
 
理学療法士さんの助けを借りて、だんだんと手術したほうの足が動くようになっていきます。
 
しかし、それだけではやはり筋力は戻ってくれません。
 
日常生活を問題なく送れるようになるためには、理学療法士さんによるリハビリももちろん大事ですが、自身での筋力をつけるためのトレーニングは欠かせません。
 
自分が通っていた病院で戴いた、自主トレのメニューを毎日少しづつでも続けて、早く歩行が安定するだけの筋力をつけたいと思います。
 
いろいろな筋トレの方法があるでしょうが、とりあえず病院でもらった基本的な自主トレのメニューを紹介します。
 
これは股関節手術やった方だけでなく、足腰が弱くて歩くの大変だな。
 
という人にも通じる自主トレだと思うので、歩行が安定していない人は継続してやっていくといいと思います。
 

①足開き運動(お尻の外側・内側の筋肉の体操)
股関節周りの筋肉を鍛えて、足の運びをまっすぐ出せるように安定させるのにいい運動ですね。
座っているときに自然と足が開いてしまう人なんかにも、いい運動と言えます。
 
②大腿四頭筋セッティング運動(太ももの前の筋肉の体操)
太ももの前側の筋肉を鍛えることにより、膝を安定させ負担を軽減させるのにいい運動です。
座り姿勢からの立ち上がりなどに使うための筋肉を鍛えます。
スクワットなど負荷のかかる運動ができない人は、これを毎日継続するといいと思います。
荷重がかからないのでオススメです。
 

③股関節の曲げ伸ばし(太ももの前の筋肉の体操)
ももを上に引き上げる筋力を鍛える運動ですね。
健常者でしたら、普通に立ち姿勢で腿上げでもよいのですが、足が悪い人はそうはいかないですからね。
お腹の筋肉を意識して太ももを引き付けるのがポイントです。
腹筋との連動を意識してやると効果的です。
慣れてきたら足を浮かせて、お腹と腿を近づける感じで行っていきましょう。
 
④骨盤後傾ブリッジ(お腹周りの筋肉の体操)
骨盤回りを引き締めて立ち姿勢を正すために必要な筋肉を鍛えます。
腹筋を意識するのも大切ですが、お尻の穴を締める感じを意識しましょう。
同時に股関節の付け根を内側に引きよせるようなイメージを持って行いましょう。
腰はあまり浮かせ過ぎないのもポイントです。
あまり、腰を浮かせすぎると鍛えたいところとは別の筋肉を使う運動になってしまいますので注意が必要です。
 
下のトレーニングは上のメニューよりも少し強い負荷がかかりますので、人工股関節手術を受けた方は回復状態を見ながら無理せず行いましょう。
 
効果としては上のトレーニングの強化版といった感じです。
 

 

他にも、いろいろなトレーニングがあると思いますが、まずは自分はこれを基本として行っていきます。
 
術後13日目の現段階では下のトレーニングは結構、負荷強めに感じているので、少しづつできるように頑張っています。
 
まずは立ち姿勢、歩行姿勢を安定させるために必要な最低限のトレーニングなのでここがクリアできれば、もっといろいろな運動ができるようになると思います。
 
初めから無理な動きをすると筋肉や関節を痛めてしまいますので、痛みや疲れがでてきたら無理をせず、段階的に行っていきましょう。
 
自分も無理せず、焦らず、少しずつ頑張っていきたいと思います。