昨今、某ビッグ〇ーター関連のニュースの中で”環境整備の鬼”なる上司が、、、という話が出て
てたので、ちょっと環境整備の話を。。。
今では、巷の会社でもよく聞くようになった環境整備。
自分が初めて触れたのは10年くらい前に勤めていた某焼き鳥屋でした。
環境整備とは自分たちが働く職場、周りの環境を整え、自分たちの気づく感覚を高め、生産効率
を上げどのようにすればもっとお客様に喜ばれる仕事をして、利益を上げられるかを考える力を
養うのが主な目的です。
決して、トップダウンであれやれ、これやれというものではありません。
例えば飲食店なら、お客様への提供スピードを上げるために調理場なら調味料や、材料の置く場
所を決めて探す時間を削減、また、置く場所を最適化することで一歩を削減、作業スペースを確
保するために物の置き場を変更する等、ホールなら、テーブルの配置や動線を考えたり、お客様
の購買意欲を搔き立てるメニューの作成、お客様のしてほしいことの先読み(グラスが空いてた
ら頼まれる前にお伺いするなど)などを日々の作業の中で自分たちで気づき改善できるようにす
ることが、環境整備をする一番の目的です。
それをするためにトイレをピカピカにするとか、徹底的に掃除するところから始めますが、
できてないから、減点とか降格とか恐怖政治に近いことをするためのものではありません。
環境整備をして働く環境を整え従業員が自分たちで考えて働きやすい仕事場をつくる。
これが本来あるべき形なのです。
ビッグ〇ーターの例のように上の人間がキチンと理解しないとこういった不幸なことになるのか
、、、と、しみじみ思う今日この頃です。