2021年、謎の発熱とアレルギー疾患
忘れもしない。
あれは2021年の秋。
ある朝、全身に蕁麻疹がでて、
体温計は39度！
なんじゃこりゃ‼️
意識ははっきりしていて、呼吸が苦しいという
わけではなかったけど、
ベットから起き上がって水を飲もうと
台所へ行こうとしたら、
ストンっ
って力が抜けて床に倒れた。
歩けない。足に力が入らない。
這いつくばって台所まで行き水分補給後、
また這いつくばってベットに戻って寝る。
そのまま
翌朝になっても熱は下がらず
午後になって、たまらず
地元の自治体が運営している
コロナ発熱時の連絡センターに電話。
近くに発熱外来のある病院を紹介してもらい
そこに電話したんですが、
その病院はもう外来受付は終わっているとのこと。
事情を説明したら、救急車呼んでください
と言われ、🚑ピーポ君に運ばれていきました。
（その時はなんとか立って歩けていました。）
これがコロナかぁ
とも思ってた。
でも一方で
症状がちょっと違うから
変だなって考えてました。
（コロナは呼吸疾患になるものなので、
蕁麻疹は違うよな…）
そのまま入院。
精密検査をし、例のPCR検査もし、
PCRの結果が出るまでは隔離。
個室の病室、しかも病室内にトイレもある
結構広めの病室に放り込まれて、
容体悪化を検出するための無線の心電計を
装着され
「一歩も出ないでください。お茶など飲み物が入り用
でしたらナースコールで呼んでください。」と言われ
呼んだら呼んだで看護婦さんが全身白装束で入ってくる。
パナウェーブかな
とか考えちゃう。
当時はコロナ禍真っ只中。病院も厳重対策していて
お医者さんも看護婦さんもアクリルのお面、手袋。
もはやバイ菌扱いでしたねー。
PCRの結果は陰性
ああよかった。陽性だと面倒なことになりそうだったし。
陰性とわかると手のひら返したように
普通の4人一部屋の病室に移る。
まだ発熱はあったので、そのまま
一週間入院しましたねー。
解熱剤やら抗生剤入りの点滴に
抗菌薬。
腸内細菌によくないとは知っていたけど
緊急時なので仕方ない。飲み切りましたよ。
検査の結果は
よくわからない
って言われました。おいい！
実際、いろんな検査しましたし、
アレルギーのチェックも受けたけど
特に何も見つからず。
心当たりは、無い訳でもないです。
当時、無農薬の野菜とか無添加の食材とか
張り切って選んで購入し始めたニワカの健康オタクに
なっていて
オーガニックスーパーで無農薬野菜を選んで
味噌汁にぶち込んで食べるようなことしてたんです。
（料理あんまり得意じゃないです）
無農薬野菜は、農薬は付着してないのですが
寄生虫などのリスクはあるらしくて、
よく水洗いをしたり
よく火を通す必要はあるようです。
この頃から一人暮らしだったので、どうしても
味噌汁とか野菜スープとかは食べ切れずに余ってしまう。
そこで、余りは冷蔵庫にいれて、
再び食べる時は温めて食べたりしてました。
もし、そこでカビとか寄生虫とかが繁殖していたら
そして充分火を通せていないとしたら
蕁麻疹のようなアレルギー疾患も起きようと
いうものです。
しかし、そういう食中毒を疑う原因要素も
検査では出なかったのですよ。
診断書には「急性腸炎の疑い、
アナフィラキシーの疑い」って書かれました。
アナフィラキシーだとしたら
相当ヤバかったのかな
その後、ネット動画などで
シェディングいう言葉を知るのでした。
（あくまで、コレも「仮説」でしょうけど…)
この年の夏に、例の注射の
職域接種というのがありまして
僕は一人、そのお注射は遠慮してたんですが、
周りはみんな接種。
接種してないのに、まるで
セルフ副反応したみたいな。
とはいえ、シェディングなんて証明の
しようがない。
結局、何が自分の身に起こったのか、
はっきりしないままでした。
これが今回のコロナ騒動での
貴重な経験でした。
不思議なのは、このような事態になっても
案外、心は落ち着いていたこと。
ヤッタ、仕事休める。
買ったばかりの
Kindleでゆっくり本でも読めるとか
考えてました
子供の頃、学校を病気でお休み
した時の、なんだか
フリーダムな感覚ですね。
退院後は、周囲から
「おお、生きとったかぁ」って言われました。
あの頃の病院は面会謝絶でしたからね。
今になって思います。
たまには入院もいいものだ。
病院の食事って、油分の少ない健康食で
発熱もあった関係か
7、8kgぐらい痩せましたからねー。
入院生活って、することがなく、
社会と遮断して瞑想したり
今までの自分を振り返って内省したりする
いい機会だったと思っています。
長いなぁ。このブログ
コロナネタになるとついつい言いたいことが
噴出するんですよ。
ここまで読んでくれて
ありがとう
