韓国巡礼の旅 | ☆育児バカンス☆ FAMILY Vacation ☆ 

韓国巡礼の旅

12月11日から18日まで結喜と祖父母が日韓交流イベントでゲットした韓国往復航空券を手に家族3人で韓国へ

結喜は初の海外。
僕とさやかは、まぁ海外旅行は慣れている。
行動をしやすくするためにも荷物は最小限に
財布も一つにまとめて、いざ出発

が、
財布には日本円で約3000円分のお金しか入ってなく、キャッシュカードもなく
お金がおろせないクレジットカード&間違って既にサインしてしまった使えないTC
などなど初の家族海外旅行に関わらず、家を出て10分目にしてハプニング!

しかし時間もないために、現地で友達に助けてもうらつもりで、そのまま飛行機に乗り込んだ

今回のスケジュールは、前半がはなこりあhttp://www.hana-korea.net/ の一員としてwalk9のイベントに参加
後半は、walk9に参加してソウルから歩いて北朝鮮との国境を目指す。

walk9http://www.walk9.net/ とは、、、
100日かけて韓国を一周し、日本の憲法九条掲げながら韓国巡礼する。日本が韓国に犯してきたことを、謝罪して歩く。なにか「謝罪」というのが、自分にはしっくりこず少し宗教的な匂いがあるのかなぁと、疑いながら参加するかどうか悩んでいたが、肌で感じずには何も語れない。それに、このイベントに誘ってくれた友人と、手元にある韓国行きのチケットがまさにこのイベントに行って来い!と言ってるみたいでいつもの人生の流れを感じた。

というわけで、いきなりハプニングに見舞われながらも
家族初海外にGO!とりあえずこれから韓国に来る友人にメールや、先に現地に着いている友人に電話をして助けてお金をかりる。

1日目】出国 家族初海外食事 【2日目】はなこりあkorea忘年会にて誕生日を祝ってもうらう
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【3日目】walk9イベントに参加 【4日目】walk11キロ参加(この日は50人)、夜飲み過ぎて初記憶喪失

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【5日目】韓国人刑務所(日本人が作った韓国人を処刑する場所)、韓国で3年前に声かけてくれた友達に再会
ゲストハウスのオーナーは赤ちゃんがいるからという事でドミを貸し切りに。。。優しい

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【6日目】walk再び参加17キロ、結喜-9度でのオムツ交換

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【7日目】walk6キロ(-10度)取材を受けつつ、100人でイムジン河着 【8日目】北朝鮮子供支援団体訪問 帰国

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ざっくり流れを書くとこんな感じになる
結喜は4ヶ月だが、どこに行っても国を超えてたくさんの人に可愛がられ愛され終始元気だった

僕は今まで憲法9条は守った方がいいんじゃないのかなと軽く考えていた
何故、韓国で9条を掲げながら歩くのか

 企画者の一人藤井ちゃんと話している中で、韓国の人は韓国だけが平和であればいいとは考えていない。日本ではまずは日本が平和であれば、それが平和になる。といった感じがするが、韓国は周りの国も平和でなければ本当の平和はこないと考えている。だから、日本が戦争を放棄する9条を選ぶ事は日本だけのことではなく、韓国はもちろん、中国だって、他のアジアにとっても意味のあることだと。韓国を巡礼していると、日本に対して嫌な思いをしている人もたくさんいるが、日本がこれから平和な道を選ぶということで喜んでくれる人もいる。千里の道も一歩から。ただ平和平和と言っても平和が実現するわけでないが、まずはアクションを起こすことはやっぱり大切だし家族で笑顔で暮らしていくためにも無関心ではなく、感心をもったアクションは大切だと肌で感じれた。

 最終日に訪れた北朝鮮子供支援団体では、今韓国では政権が変わった影響で子供への支援が出来なくっているそうだ。代表のイマスグさんは政治と子供支援の話は別に考えなければならない。支援の話を外交のカードとして使っていたら、目の前の子供を未来を作っていく子供を助けられられない。難しい事だが団体は韓国を説得し、北朝鮮を説得し頑張っていた。

 日本にある朝鮮学校は戦後北朝鮮が作ったもので、在日の人はすごい北に感謝をしているらしい。南はとくに在日対して何もしてこなかった。しかし、今の北は知っての通りの状態で今は南の人たちが朝鮮学校の存続に向けて動いていたりする。韓国から留学で日本に来日し、北の人と会うのは最初やはり恐怖らしい。韓国では北は良くない、南は良いという風潮の教育になっているからだ。韓国人のポロリは日本へ留学し、イベントではなこりあの踊りを北の人と一緒に踊った時の感覚は、言葉に表せない一体感が気持ちにもその場にもあって、一気に感無量になってしまった。なんで一つではなく、分断されているのか不思議でたまらなかった。と話してくれた。

 初家族海外は濃い一週間だった。結喜の字は読んで字のごとく、結んで喜ぶ。walk9のゴールが国境付近のイムジン河。北と南を結んで喜ばれる場所へ結喜と一緒に、いや結喜が連れていってくれた色んな意味で濃い一週間だった。



walk9ブログ(結喜の事が載っています)http://ameblo.jp/walk9-korea